
【保存版】ツール・ド・フランス2026スタートリスト&コースプレビュー
福光俊介
- 2026年07月04日
INDEX
ツール・ド・フランス2026 スタートリスト

※印はヤングライダー賞(25歳以下)対象選手
UAEチームエミレーツ・XRG

1 タデイ・ポガチャル(スロベニア)
2 イサーク・デルトロ(メキシコ)※
3 フェリックス・グロスシャートナー(オーストリア)
4 ブランドン・マクナルティ(アメリカ)
5 ニルス・ポリッツ(ドイツ)
6 フロリアン・フェルミールス(ベルギー)
7 ティム・ウェレンス(ベルギー)
8 アダム・イェーツ(イギリス)
チーム ヴィスマ・リースアバイク

11 ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク)
12 エドアルド・アッフィニ(イタリア)
13 ブリュノ・アルミライユ(フランス)
14 ヴィクトル・カンペナールツ(ベルギー)
15 ペールストランド・ハーゲネス(ノルウェー)
16 マッテオ・ジョーゲンソン(アメリカ)
17 セップ・クス(アメリカ)
18 ダヴィデ・ピガンゾーリ(イタリア)※
レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ

21 レムコ・エヴェネプール(ベルギー)
22 マティア・カッタネオ(イタリア)
23 ニコ・デンツ(ドイツ)
24 ジャイ・ヒンドレー(オーストラリア)
25 フロリアン・リポヴィッツ(ドイツ)
26 ヤン・トラトニク(スロベニア)
27 ティム・ファンダイケ(オランダ)
28 マキシム・ファンヒルス(ベルギー)
リドル・トレック

31 フアン・アユソ(スペイン)※
32 デレク・ジー=ウェスト(カナダ)
33 マッズ・ピーダスン(デンマーク)
34 クイン・シモンズ(アメリカ)※
35 マティアス・スケルモース(デンマーク)
36 トムス・スクインシュ(ラトビア)
37 マティアス・ヴァチェク(チェコ)※
38 カルロス・ベローナ(スペイン)
EFエデュケーション・イージーポスト

41 リチャル・カラパス(エクアドル)
42 カスパー・アスグリーン(デンマーク)
43 アレックス・ボーダン(フランス)※
44 ベン・ヒーリー(アイルランド)
45 ショーン・クイン(アメリカ)
46 ゲオルグ・シュタインハウザー(ドイツ)※
47 ミケル・ヴァルグレン(デンマーク)
48 マックス・ウォーカー(イギリス)※
デカトロン・CMA CGM チーム

51 ポール・セクサス(フランス)※
52 ティシュ・ベノート(ベルギー)
53 ケース・ボル(オランダ)
54 ダーン・ホーレ(オランダ)
55 オラフ・コーイ(オランダ)※
56 オレリアン・パレパントル(フランス)
57 ニコラ・プリュドム(フランス)
58 マシュー・リッチテッロ(アメリカ)※
XDS・アスタナ チーム

61 セルヒオ・イギータ(コロンビア)
62 ダヴィデ・バッレリーニ(イタリア)
63 アーロン・ゲイト(ニュージーランド)
64 マックス・カンター(ドイツ)
65 アロルド・テハダ(コロンビア)
66 マイク・トゥーニッセン(オランダ)
67 シモーネ・ヴェラスコ(イタリア)
68 ニコラス・ヴィノクロフ(カザフスタン)※
バーレーン・ヴィクトリアス

71 レニー・マルティネス(フランス)※
72 フィル・バウハウス(ドイツ)
73 ダミアーノ・カルーゾ(イタリア)
74 カミル・グラデク(ポーランド)
75 マテイ・モホリッチ(スロベニア)
76 ロバート・スタナード(オーストラリア)
77 アントニオ・ティベーリ(イタリア)※
78 フラット・ファンミヘレン(ベルギー)※
ネットカンパニー・イネオス

81 エガン・ベルナル(コロンビア)
82 テイメン・アレンスマン(オランダ)
83 トビアス・フォス(ノルウェー)
84 フィリッポ・ガンナ(イタリア)
85 ドリアン・ゴドン(フランス)
86 ミハウ・クフィアトコフスキ(ポーランド)
87 ジョシュア・ターリング(イギリス)※
88 ケヴィン・ヴォークラン(フランス)※
スーダル・クイックステップ

91 ティム・メルリール(ベルギー)
92 パスカル・エインコールン(オランダ)
93 ヴァランタン・パレパントル(フランス)※
94 ヤスペル・ストゥイヴェン(ベルギー)
95 ディラン・ファンバーレ(オランダ)
96 ベルト・ファンレルベルへ(ベルギー)
97 イラン・ファンウィルデル(ベルギー)
98 ルイス・フェルファーケ(ベルギー)
アルペシン・プレミアテック

101 マチュー・ファンデルプール(オランダ)
102 ラムセス・デブライネ(ベルギー)※
103 シルヴァン・ディリエ(スイス)
104 ティム・マルスマン(オランダ)
105 ヤスペル・フィリプセン(ベルギー)
106 エドワルト・プランカールト(ベルギー)
107 ヨナス・リカールト(ベルギー)
108 エミル・フェルストリンヘ(ベルギー)※
チーム ジェイコ・アルウラー

111 ベン・オコーナー(オーストラリア)
112 パスカル・アッカーマン(ドイツ)
113 ルーク・ダーブリッジ(オーストラリア)
114 フェリックス・エンゲルハート(ドイツ)
115 マイケル・マシューズ(オーストラリア)
116 ケランド・オブライアン(オーストラリア)
117 ルーク・プラップ(オーストラリア)
118 マウロ・シュミット(スイス)
ウノエックス・モビリティ
121 トビアス・ヨハンネセン(ノルウェー)
122 ヨナス・アブラハムセン(ノルウェー)
123 アントン・チャーム(デンマーク)
124 マグナス・コルト(デンマーク)
125 アンドレアス・クロン(デンマーク)
126 アンネシュ・スコーシェス(ノルウェー)
127 トースタイン・トレーエン(ノルウェー)
128 ソーレン・ヴァーレンショルト(ノルウェー)
NSNサイクリングチーム

131 ビニヤム・ギルマイ(エリトリア)
132 ルイス・アスキー(イギリス)※
133 ジョージ・ベネット(ニュージーランド)
134 マルコ・フリーゴ(イタリア)
135 マティス・ルヴェル(フランス)
136 クリスツ・ニーランズ(ラトビア)
137 ジェイク・スチュワート(イギリス)
138 トム・ファンアスブルック(ベルギー)
モビスター チーム

141 キアン・アイデブルックス(ベルギー)※
142 パブロ・カストリーリョ(スペイン)※
143 ジェフェルソン・セペダ(エクアドル)
144 ラウル・ガルシア(スペイン)※
145 ミヒェル・ヘスマン(ドイツ)※
146 ネルソン・オリヴェイラ(ポルトガル)
147 ハビエル・ロモ(スペイン)
148 エイネル・ルビオ(コロンビア)
ロット・アンテルマルシェ

151 アルノー・ドゥリー(ベルギー)※
152 フープ・アルツ(オランダ)※
153 イェノ・ベルクムース(ベルギー)※
154 ラルス・クラップス(ベルギー)※
155 リアム・スロック(ベルギー)
156 レナルト・ファンイートヴェルト(ベルギー)※
157 バティスト・ヴェストロフール(フランス)
158 ゲオルク・ツィマーマン(ドイツ)
コフィディス

161 ヨン・イサギレ(スペイン)
162 ピート・アレハールト(ベルギー)
163 アレックス・アランブル(スペイン)
164 イエンセ・ビールマンス(ベルギー)
165 ミラン・フレティン(ベルギー)※
166 アレックス・キルシュ(ルクセンブルク)
167 ユーゴ・パージュ(フランス)※
168 バンジャマン・トマ(フランス)
ピナレロ・Q36.5プロサイクリング チーム

171 トーマス・ピドコック(イギリス)
172 シャビエル・アスパレン(スペイン)
173 クリス・ハーパー(オーストラリア)
174 クインテン・ヘルマンス(ベルギー)
175 ダミアン・ホーゾン(オーストラリア)
176 クサンドロ・ムーリッセ(ベルギー)
177 ブレント・ファンムール(ベルギー)
178 フレッド・ライト(イギリス)
グルパマ・FDJユナイテッド

181 ロマン・グレゴワール(フランス)※
182 クレマン・ベルテ(フランス)
183 クレマン・ブラズアフォンソ(フランス)
184 エウェン・コステュー(フランス)※
185 ロレンツォ・ジェルマーニ(イタリア)※
186 ギヨーム・マルタン(フランス)
187 カンタン・パシェ(フランス)
188 クレマン・リュソ(フランス)
チューダー プロサイクリングチーム

191 ジュリアン・アラフィリップ(フランス)
192 アーヴィッド・デクライン(オランダ)
193 マルコ・ハラー(オーストリア)
194 マルク・ヒルシ(スイス)
195 リック・プルイマース(オランダ)
196 マイケル・ストーラー(オーストラリア)
197 マッテオ・トレンティン(イタリア)
198 ヤニス・ヴォワザール(スイス)
トタルエネルジー

201 ジョルダン・ジェガット(フランス)
202 ニコラ・ブルイヤール(フランス)
203 ジョリス・デルボヴ(フランス)
204 アレクサンドル・ドゥレトル(フランス)
205 ティボー・ゲルナレック(フランス)
206 マティス・ルベール(フランス)※
207 アントニー・テュルジス(フランス)
208 マッテオ・ヴェルシェ(フランス)※
チーム ピクニック・ポストNL
211 ワレン・バルギル(フランス)
212 フリッツ・ビーステルボス(オランダ)※
213 パヴェル・ビットネル(チェコ)※
214 ジョン・デゲンコルプ(ドイツ)
215 ロベ・ドント(ベルギー)※
216 ニクラス・メルクル(ドイツ)
217 ジュリアス・ファンデンベルフ(オランダ)
218 フランク・ファンデンブルーク(オランダ)
カハルラル・セグロスRGA

221 フェルナンド・ガビリア(コロンビア)
222 アベル・バルデルストーネ(スペイン)
223 セバスチャン・バーウィック(オーストラリア)
224 アレックス・モレナール(オランダ)
225 ジョエル・ニコラウ(スペイン)
226 ステファノ・オルダーニ(イタリア)
227 ヤコブ・オトルバ(チェコ)
228 ホセ・パッラ(スペイン)
ツール・ド・フランス2026 コースプレビュー
7月4日 第1ステージ バルセロナ(スペイン)~バルセロナ(スペイン) 19.6km・獲得標高200m チームタイムトライアル

第113回ツール・ド・フランスのグランデパールは、スペイン・バルセロナ。2年ぶり27回目となるフランス国外での開幕となる。大会初日は19.4kmのチームタイムトライアルで、チーム内一番手ライダーのフィニッシュタイムが有効になる変則ルールが採用される。
7月5日 第2ステージ タラゴナ(スペイン)~バルセロナ(スペイン) 168.5km・獲得標高2500m 丘陵

引き続きスペイン国内を進行。前半は海岸線を走り、中盤以降は内陸部へ。そして終盤に迎えるのは、バルセロナの名所・モンジュイック登坂。この丘を基点とする周回コースを2周半するが、3級山岳は1.6kmで平均勾配9.3%、最大で13%を数える。そして、フィニッシュ前700mから始まる勾配7%の上りで勝負が決まる。
7月6日 第3ステージ グラノリェルス(スペイン)~レ・ザングル 195.9km・獲得標高3850m 丘陵

スペインに別れを告げ、フランスへと移る。それも、大会3日目にしてピレネーへと踏み込む。中盤を前に少しずつ上り基調となるコースは、1級山岳コル・ド・トセス(登坂距離9.3km、平均勾配6.5%)や3級山岳コル・デュ・カルヴェール(11.4km、4.1%)が勝負区間となる可能性も。逃げ有利との見方もある。
7月7日 第4ステージ カルカッソンヌ~フォア 181.9km・獲得標高2700m 丘陵

丘陵ステージにカテゴライズされるが、逃げ狙いの選手とスプリントチャンスをうかがうスピードマンとの間で激しい駆け引きが見られそう。ポイントとなるのが、フィニッシュ前約35kmで越える2級山岳コル・ド・モンセギュール。この段階でプロトンがどう形づいているかでステージ優勝争いは異なっていることだろう。
7月8日 第5ステージ ラヌムザン~ポー 158.3km・獲得標高1600m 平坦

今大会最初の平坦ステージ。コース後半に3級山岳が控えているが、集団を壊すほどのものとはならないだろう。セオリー通りに進めば、フィニッシュは大集団のスプリント。どのチームが集団をコントロールするかも見ものだ。
7月9日 第6ステージ ポー~ガヴァルニ・ジェードル 186.2km・獲得標高4100m 山岳

大会第1週最大の難関山岳ステージ。コース後半にそびえる1級山岳アスパン(登坂距離12km、平均勾配6.5%)、超級山岳トゥルマレ(17.1km、7.3%)はツールおなじみの山々。これらを越えたら、最後はガヴァルニ・ジェードルへ。2級山岳にカテゴライズされるが、前の2つの山よりは難易度が低くなっている。
7月10日 第7ステージ アジェモー~ボルドー 175.1km・獲得標高850m 平坦

後半の4級山岳がわずかなアクセントとなるが、レース展開を劇的に変えるものにはなりにくい。この日はコースレイアウトからしてもスプリンターのための1日。風もさほど強くない地域で、思いがけない集団分断はそうそう見られないものと予想される。
7月11日 第8ステージ ペリグー~ベルジュラック 180.4km・獲得標高1150m 平坦

前日に続く平坦ステージ。違いを挙げるとするならば、このステージの方が多少高低の変化があって、カテゴリー山岳も4級の2つといったところ。ただ、劇的に状況が変わることはなさそう。前日敗れたスプリンターはリベンジに燃え、勝者は連勝を目指して走ることになる。
7月12日 第9ステージ マルモール~ユセル 185.5km・獲得標高3300m 丘陵

第1週の最終日。中盤から後半にかけての4つの上りが選手たちのパンチ力を試す。有力な逃げグループが形成されていれば、人数の絞り込みがありそうだ。4つ目の上りを終えたら、フィニッシュまでは24km。小さなアップダウンの先にフィニッシュが待っている。
7月13日 休息日
7月14日 第10ステージ オーリヤック~ル・リオラン 166.6km・獲得標高3800m 山岳

第2週の初日とフランス革命記念日が重なった。この日も中央山塊を行くが、フランス人ライダーを中心に逃げの展開を狙っての動きが加速しそうだ。7つあるカテゴリー山岳のうちの5つ目、1級山岳ピュイ・マリーから先は2年前と同じルート。このときは、タデイ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ・XRG、スロベニア)とヨナス・ヴィンゲゴー(チーム ヴィスマ・リースアバイク、デンマーク)が激闘を演じた。
7月15日 第11ステージ ヴィシー~ヌヴェール 161.3km・獲得標高1400m 平坦

このステージから再びスプリンターにスポットが当たる。スタートして27.8kmで中間スプリントポイントが待っているが、その後はフィニッシュまでノートラブルで進むのみ。展開によっては、典型的な“移動ステージ”になる可能性もある。
7月16日 第12ステージ シルキュイ・ヌヴェール・マニ・クール~シャロン・シュル・ソーヌ 179.1km・獲得標高1800m 平坦

前日同様にレース前半に中間スプリントポイントが設置され、その後は淡々とフィニッシュを目指していくことになる。その間、細かなアップダウンが控えているが、これで苦しんでいるようだと勝負には絡めない。ポイント賞争いにおいても、落とすことが許されないステージになる。
7月17日 第13ステージ ドール~ベルフォール 205.8km・獲得標高2400m 丘陵

今大会最長ステージ。スタートから長く平坦路を行き、150kmを超えたあたりから大きな変化を迎える。1級山岳バロン・ダルザス(登坂距離8.9km、平均勾配6.9%)で集団の人数が絞り込まれそうだ。その頂上からは、フィニッシュ地ベルフォールを目指してのダウンヒルだ。
7月18日 第14ステージ ミュルーズ~ル・マルクシュタイン・フェルラン 155.3km・獲得標高3800m 山岳

プロトンはヴォージュ山脈へと足を踏み入れる。レース前半で1級山岳グラン・バロン(登坂距離21.5km、平均勾配4.8%)を越えると、中盤では2級コル・デュ・パージュ(9.8km、4.7%)、1級バロン・ダルザス(8.9km、6.9%)を立て続けに登坂。勝負どころは、ツール初登場の1級山岳コル・デュ・アーグ(11.2km、7.3%)。頂上付近では10%近い急勾配が待ち受ける。頂上に達すると、フィニッシュまでは5.9km。上位陣の駆け引きは見もの。
7月19日 第15ステージ シャンパニョール~プラトー・ド・ソレゾン 183.9km・獲得標高3950m 山岳

ジュラ山地からアルプス山脈へと向かう山岳コース。マイヨ・ジョーヌ争いにおける最重要区間の1つにも挙げられる。特にコース後半の1級山岳コル・ド・ラ・クロワゼットは登坂距離4.6kmで平均勾配が11.2%の難所。続く3級山岳コート・デュ・モンも2.1kmで8.3%とハードだ。最後の上りである超級のプラトー・ド・ソレゾンは、前哨戦のツール・オーヴェルニュ・ローヌ・アルプにも登場。登坂距離11.3km、平均勾配9%の上りをイサーク・デルトロ(UAEチームエミレーツ・XRG、メキシコ)が制している。
7月20日 休息日
7月21日 第16ステージ エヴィアン・レ・バン~トノン・レ・バン 26.1km・獲得標高500m 個人タイムトライアル

第3週の初日に個の能力が試されるタイムトライアルステージが設定された。26.1kmの行程は、スタートから9.7kmまで2級山岳コート・ド・ラランジュを上る。そこからは打って変わっての下り基調。テクニカルで、街の中を通過する際にはいくつものコーナーをクリアする。この日発生したタイム差が、マイヨ・ジョーヌ争いに強く反省されることになるか。
7月22日 第17ステージ シャンベリー~ヴォワロン 174.7km・獲得標高2200m 平坦

実質、スプリンター向け最後のステージと言えるだろう。コース前半4つの上りは、スプリンターチームのアシスト陣がしっかりとコントロールしておきたい。その後はフィニッシュに向けて平坦路。中間スプリントポイントがフィニッシュ前27kmに設定されており、レース後半はハイスピードで展開していくことは間違いない。
7月23日 第18ステージ ヴォワロン~オルシエール・メルレット 185.2km・獲得標高3900m 山岳

ここからは、最終決戦となる山岳3連戦。その初日となる第18ステージは、その後に待つ2つの山岳ステージよりは難易度的に低い。上位陣は互いの様子をうかがいながら進行するだろうか。かたや、山岳賞を狙う選手たちにとっては、ポイント量産のチャンス。個人総合争いから遅れた選手らがアクションを起こすだろうか。
7月24日 第19ステージ ギャップ~アルプ・デュエズ 127.9km・獲得標高3500m 山岳

2026年大会最大の注目ポイント、アルプ・デュエズの連続登頂。まずは1戦目。前後半に合わせて3つの上りが待つが、これらはあくまでも前座。真打ちアルプ・デュエズは、山の南側から上り始めて21ものヘアピンコーナーが待ち受ける。フィニッシュまでの13.8kmは、平均勾配8.1%。繰り返し10%を超える急坂区間が現れる一方で、最後の3kmは5%前後の緩斜面になる。
7月25日 第20ステージ ル・ブール・ドワザン~アルプ・デュエズ 170.9km・獲得標高5450m 山岳

激戦から24時間後、同じ目的地を目指してスタートを切る。リアルスタートから10kmもいかないうちに、超級山岳コル・ド・ラ・クロワ・ド・フェール(24km、5.2%)へ。さらに、中間地点に達しようかというタイミングで、1級山岳テレグラフ峠(11.9km、7.1%)、超級山岳ガリビエ峠(17.7km、5.2%)を立て続けに登坂。標高2000m超の山々を3つ越える。アルプ・デュエズへは、この日4つ目の超級山岳コル・ド・サレンヌ(12.8km、7.3%)を経由する。実際、サレンヌからアルプ・デュエズまでは勾配が緩やかで、サレンヌまでに絞り込まれた精鋭メンバーによる争いになりそう。獲得標高5450mを走った先に、ツール・ド・フランス2026年大会の覇者が事実上決定することになる。
7月26日 第21ステージ トワリー~パリ・シャンゼリゼ 133km・獲得標高1000m 平坦

2年前まではシャンゼリゼでの“世界スプリント選手権”だったのが、前回試験的に導入したモンマルトルの丘越えによって一変。最後の最後まで見どころ満載のレースが楽しめるようになった。今年もモンマルトル周回を採用。3周回したのちに、シャンゼリゼでの大団円を迎える。
- CATEGORY :
- BRAND :
- Bicycle Club
- CREDIT :
-
TEXT:福光俊介 PHOTO: A.S.O/Morgan Bove A.S.O./Jano Caamano A.S.O./Romain Laurent A.S.O./Marc Sanchez
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