ああ女王様っ、ツボミが、取り巻きがビミョーですぞッ!?「シラネアオイ」|植物ライター・成清 陽のヤマノハナ手帖 #57
成清 陽
- 2026年06月07日
美人にはムシがつきもの

「この連載だと、どんな花もビミョーだなと感じちゃう」。そんな危機感をもった読者のアナタは正しい。でも、嘆かわしいですが、もうひとネタ、アイロニーでダメ押しします(ニヤリ)。
シラネアオイを取り巻く虫たちは、”腐ったご飯にタカる”系に見える羽虫ばかり(※実際はそうじゃないんだけど)。うーんまあ、厳しい山中でも暮らせる小さな虫を利用するのは、繁殖戦略としては悪くない。ただ、女王たるアナタが、若干、腐女子に見えますことよ~!?ホ、ホ、オホホホ~。
唯一ツッコミどころに欠けるのは

もはやなんのキャラだって? そりゃアナタ、今回のテーマからして”ビミョー”でしょっ! とまあ、崩壊しながらお送りしてきましたが、ラストカットは種にしときましょうか。なんというか、まあ、これはこれでツッコミどころのない、そのー、キンポウゲ科らしい果実でして…。
あー、これがま、見られますとね、あー、咲いたのね、ってわかるんですなあ(教授キャラ)。…これまでシラネアオイのことを散々ビミョーと申しましたが、今回は筆者のキャラが、もっともビミョーでございました。合掌ッ。
さてさて、今回ご紹介してきた、シラネアオイ。いかがでしたでしょうか?最後だけマジメに語っておきますと、近年のニホンジカ増殖で、本州のシラネアオイは減少傾向です。
日本固有種、そして「『シラネアオイ科』とすべき」という意見があるほど独自性の強い、この女王様。彼女を愛で続けるためには、我々日本人がガンバらなくてはいかんのんです。自然を保つムズカシさを教えてくれるという意味でも、とっても貴重なお花です!!
それでは、また。
皆様のココロに、素敵な花が咲き誇りますように。
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