
仙台に“リフトで登れる”MTB天国が爆誕!スプリングバレーMTBパークが仙台泉にオープン
Bicycle Club編集部
- 2026年08月01日
INDEX
仙台の老舗スキーリゾート「スプリングバレー仙台泉」に、全国のMTBライダーが熱い視線を送る待望のマウンテンバイクパークがついにオープンした。
8月1日、2日の2日間にわたって開催のオープニングイベント「Wild Wheels(ワイルドウィールズ)」の初日には、あいにくの霧(ガス)と小雨が混じる山の天気にも関わらず、多くのマウンテンバイカーが集結。国内外の主要ブランドによる大規模な試乗会や、日本MTB界のレジェンド・井手川直樹氏によるスペシャルレッスンも開催。
単なるゲレンデ走行にとどまらない、本格的なトレイルビルドが施された新フィールドの誕生。東北のMTBシーンにとって新たな拠点となる「スプリングバレーMTBパーク」のオープンウィークエンドをレポートする。
仙台市街地から約40分。スキー場の地形と「リフトアクセス」を最大限に活かす

スプリングバレーMTBパークの最大のトピックは、なんと言っても「リフトアクセス型」であることだ。全長約4kmに及ぶコースはフロートレイルを主体に構成されており、スキー場ならではのダイナミックな高低差を活かした極上のダウンヒルを堪能できる。
通常のトレイルライドであれば、下りの楽しさを味わうために過酷な登坂が避けられないが、リフト完備のパークならその心配は無用だ。体力を温存したまま何度でも下りにアタックできるため、初心者にとっては「ただただ楽しい」が連続し、中上級者にとってはコーナリングやライン取りの反復練習による圧倒的なスキルアップが期待できる。


コース内にはパンプトラックやスキルアップエリアも併設されており、基礎練習を行ってから本コースへ挑むことも可能。さらに、仙台市街地から車で約40分という抜群のアクセスの良さも手伝い、東北エリアにおける「日帰りでガッツリ走れる聖地」として、これ以上ない好条件が揃っている。
コースの詳細はこちら▼
8月2日までオープニングイベント「Wild Wheels」開催

記念すべきオープンに合わせて開催された「Wild Wheels」。初日は山の天気特有の深い霧に包まれたものの、それがかえってアドベンチャー感を演出し、会場にはライダーたちの熱気が満ちていた。テープカットによるオープニングセレモニーののち、キッズチアリーダーたちによる元気いっぱいのパフォーマンスが披露され、来場者からは温かい拍手が送られた。
このイベントの目玉は、ただ展示を見るだけではない。協賛ブランドの最新バイクを借りて、そのままオープンしたての「実際のMTBパーク」へリフトで上がり、本物のトレイル環境で比較試乗ができるという極めて贅沢な体験だ。
A&Fが展開するKONA、ROCKY MOUNTAINをはじめ、SCOTT、GIANT、NORCOなど、国内外の人気ブランドが集結。「KONA Process 153」や「ROCKY MOUNTAIN Altitude」、「GIANT Anthem Advanced SL」といった注目の最新フルサスペンションバイクからハードテイルまで、各社自慢のモデルがずらりと並んだ。
駐車場付近の平地を数分走るだけの試乗とは異なり、サスペンションのストローク感やブレーキの制動力、ジオメトリーの恩恵を“リアルな山”で体感できる機会は非常に貴重だ。購入を真剣に検討しているライダーにとって、これ以上ない充実した2日間となっている。
イベントの詳細はこちら
https://hayasaka.co.jp/bicycle/citybike/wild-wheels2026-info/
さらに、開催2日間はMTBリフト1日券が特別価格になる。
| オープニング特別価格(1日券) | 通常価格 | 特別価格 |
|---|---|---|
| 大人 | 4,500円 | 3,000円 |
| 子供 | 3,500円 | 2,000円 |
※2時間券は通常料金(大人2,500円/子供1,500円)。4時間券は1日券の方が安くなるため、当日販売はなし。

日本の至宝・井手川直樹氏によるプレミアムな直伝スクール

Wild Wheelsをさらに特別なものにしたのが、日本屈指のトップライダー・井手川直樹氏によるスペシャルプログラムの開催だ。16歳で全日本チャンピオンに輝き、その後も幾度となく日本の頂点に立ち、アジア選手権でもタイトルを獲得してきた生きた伝説である。
期間中は「ダウンヒルスクール」「キッズダウンヒルスクール」、そしてタイムアタックイベント「井手川チャレンジ」が実施される。ブレーキングのリリースポイント、目線の置き方、スムーズな体重移動など、長年のレース経験から培われたノウハウを直接教えてもらえる貴重な場となっている。
新しいトレイルをレジェンドと一緒に走り、彼と同じラインをなぞる体験は、参加したライダーたちにとって一生の財産になったに違いない。
MTBだけじゃない!電動オフロード「SUR-RON」や家族で遊べるコンテンツも

スプリングバレーが目指すのは、一部のコアな層だけでなく、幅広く楽しめる「山遊びの祭典」だ。会場には注目の電動オフロードバイク「SUR-RON」の体験プログラムも用意され、エンジン音のない静かで力強い新感覚のオフロードライドに驚きの声が上がっていた。


また、森林を巡るフォレストツアーやオフロード四輪ツアー、さらには子供たちが楽しめるジップラインなど、MTBに乗らない家族や友人を連れてきても一日中大自然を満喫できるコンテンツが充実している点も見逃せない。
これからデビューするなら?地元プロショップが強力バックアップ
初めてMTBパークを訪れる際、機材の準備や必要な装備(ヘルメットやプロテクター類)について不安を覚える人は多いだろう。そんな時に頼りになるのが、本イベントの主催でもある「ハヤサカサイクル」だ。


ハヤサカサイクル仙台中央店は仙台駅エリアからアクセスしやすく、車体の購入からメンテナンス、MTBライドに欠かせないパーツ類まで豊富に揃っている。「スプリングバレーへ行ってみたいけれど、何から揃えればいいかわからない」という方は、事前に店舗へ相談に立ち寄ることを強くお勧めする。
ハヤサカサイクル 仙台中央店
- 住所:仙台市青葉区中央2丁目4-6
- TEL:022-398-8195
- FAX:022-217-8195
- 営業時間:11:00~19:00
- 定休日:第1火曜日 (祝日の場合翌日休み)
5年前からの構想がついに実現したMTBパーク

オープニングセレモニーに登壇したスプリングバレー仙台泉の橋坂康治支配人は「マウンテンバイクがあることを知らずに来たお客様にもレンタルで気軽にマウンテンバイクを走ってほしい。初心者に優しいコースから、どんどん人口を増やしていきたい」と、日本を代表するトレイルパークを目指すと話した。
続いて、パーク設計に携わった株式会社エイアンドエフ トレイル事業部の浦島悠太氏は「仙台市から1時間以内のアクセス、約200mの高低差、大きな岩と豊かな植生が広がる森。マウンテンバイクにとって、非常にポテンシャルの高いスキー場」だと太鼓判を押す。公に遊べるフィールドが乏しかった東北で、「今日は東北のマウンテンバイクシーンの始まりの日」と力強く未来を見据えた。
長年、冬のウインタースポーツで愛されてきたスプリングバレー仙台泉。豊かな泉ヶ岳の自然を活かしたそのゲレンデは、今夏から最高のマウンテンバイクフィールドへと生まれ変わった。初心者から上級者、そして家族連れまで包み込む懐の深さと、リフト回しによる圧倒的な快適性。東北のMTBシーンの新たな歴史が、ここ仙台から間違いなく始まっている。ぜひ今シーズン、相棒のバイクと共にこの真新しい極上トレイルにタイヤの跡を刻みに行ってほしい。
スプリングバレー仙台泉2026シーズンの営業日・時間

マウンテンバイクの2026シーズン営業日は以下の通り。営業時間は10:00〜16:00。
- 夏期間:8月1日(土)〜8月23日(日)の毎日
- 秋期間:9月12日(土)〜11月3日(火・祝)の土・日・祝日営業(10月4日は休業)
※悪天候やコース整備によりコースクローズとなる場合がある。
利用料金
MTBコースの利用にはマウンテンバイクリフト券が必要(スキルアップエリア・パンプトラック利用時も必要)。クレジットカード・電子マネーに対応。走行時はヘルメットの装着が必須で、グローブやプロテクターの着用も推奨される。
| マウンテンバイクリフト券 | 大人 | 子供(小学生) |
|---|---|---|
| 2時間券 | 2,500円 | 1,500円 |
| 4時間券 | 4,000円 | 3,000円 |
| 1日券 | 4,500円 | 3,500円 |
アクセス・問い合わせ先
スプリングバレー仙台泉スキー場/マウンテンパーク
- 所在地:〒981-3225 宮城県仙台市泉区福岡字岳山14-2
- 電話:022-379-3755
- 問い合わせ:スプリングバレー仙台泉スキー
- https://www.springvalley.co.jp/green/mtb
- BRAND :
- Bicycle Club
- CREDIT :
- 文と写真:井上和隆
SHARE
PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。




















