BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • VINAVIS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • Kyoto in Tokyo
  • タビノリ

STORE

  • FUNQTEN ファンクテン

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ

町から山へ、山から町へ。“歩く旅”の魅力を知る「富士山ロングトレイル」を歩いてきました!

PAGE
3 / 3

【DAY3】観光客ににぎわう公園から、静かな山歩き。そして河口湖へ

3日目の朝。宿泊者だけが利用できる屋上に出ると、大きく裾野を広げる富士山の姿が。すっかり見慣れたはずの富士山も、少しずつ表情が異なり、“今日の富士山”を確かめることが旅の楽しみのひとつになっていることに気がつきます。昨日歩いた杓子山も望め、「こんなに歩いてきたんだ」「頑張ったね!」と、もう一度お互いを称え、拍手を送り合うみなさん。

朝食は、1階のカフェで「モーニングプレート」をいただきます。8時オープンにも関わらず、にぎわいを見せる店内には、宿泊者のほか観光客、地元の常連さんなどが集まり、旅のはじまりや1日のはじまりの時間をすごしています。朝食を済ませたら、山で食べるおにぎりを買いに町の中へ。購入したおにぎりと、宿で見つけたお土産をバックパックに詰め込んで、旅の続きがスタートします。

FabCafe Fuji
山梨県富士吉田市下吉田3-5-16
営業時間:8:00~16:00
定休日:火曜
https://www.instagram.com/fabcafefuji/

この日は、下吉田駅から新倉山浅間公園を経由し、新倉山、霜山、天上山をつないで河口湖駅へと下りる、約4時間の行程。新倉山浅間公園は、外国人観光客でにぎわう場所で、みなの目的は「忠霊塔」と呼ばれる五重塔と富士山の景色。春には600本を超える桜の木が咲く名所でもあります。

富士山の神様である木花咲耶姫(このはなさくやひめ)にかけた「咲くや姫階段(398段)」を上り、観光客の人たちとおなじように、五重塔のある公園へと進んでいきます。多くの人にカメラを向けられている富士山は、間違いなく日本が誇る名峰。ふもとに広がるのは、さっきまで滞在していた下吉田の町並み。これが最後の町から山へ。ここから先は、登山者だけの静かな道が続いていきます。

「新倉山ハイキングコース」と書かれたわかりやすい看板があり、ここは多くのハイカーが歩く道だということがわかります。途中、現れたのはゴツゴツとして礫岩でできた亀の形に似た「亀岩」。ゆるやかな上り坂はおしゃべりをしながら歩き、一歩ずつに集中したい傾斜のある道は、呼吸を整えながらみなが静かに進んでいく。自分の心地よいペースを守りながら、“歩くこと”を楽しんでいきます。

そして、森のなかにある標高1,184mの新倉山のピークを越え、およそ1時間で「御殿」と呼ばれる展望スポットに到着。まず目に入ってきたのは、この旅で初めて見えた都留市方面の町並み。その奥には、杓子山を有する山並みも見えます。そして、反対側のウッドデッキからは、富士山の姿。ここでバックパックを下ろして、ふもとの町で調達したおにぎりをぱくり。

地図を広げ、この先のルートを確認すると「急斜面」の文字。けれど、昨日の山旅を乗り越えたことがみんなの自信となり「大丈夫だよ」と声をかけ合います。霜山へと続く、およそ30分の急登。時間にすれば、きっとあっというま。

標高1,302mの霜山は、ちょうど三ツ峠と天上山の分岐点。天上山方面へと進むこの先は、ゆるやかな下り坂。旅は終盤。終わってしまうことが、うれしいような、もう少し歩いていたいような。けれどいまは、フィナーレの景色となる河口湖が見たい。最後のひと山となるのは、河口湖畔にそびえる天上山。はやる気持ちを抑えながら、歩みを進めていきます。

もう何度も感じてきた「着いた~」という喜びと安心感。天上山にある祠に手を合わせたら、最後の下り坂へ。眼下に見えた富士急ハイランドに歓喜し、次に“ヨーロッパの風景のようだ”と例えられた河口湖と、その周りにそびえ「富士山ロングトレイル」として続いていく山並みに、思わずもれるため息。まだまだ続くトレイル。ここから先にも、きっとまた違う景色が広がっているはずだと確信します。

そして、河口湖駅前の鳥居でゴール。ここまで歩いてきたことが、まだ信じられず「こんなに歩いたなんて、本当かな?」「お疲れさまでした!」とハイタッチ。

3日間で歩いたのは、約33km。地図を広げてみれば、手の平を広げたくらいの距離で、富士山ロングトレイル全体の5分の1ほど。長く歩く旅としては、まだまだかもしれない。けれど、“いまの”自分たちにとっては、これこそがロングトレイルの旅。いくつもの山と町を越えて、たどり着いたこの場所から、次はどんな景色と見に旅をしようか。点と点だった山の楽しみが線となり、道となる。そこからきっと、また新しいロングトレイルの旅が始まるのです。

ジャパントレイル公式サイトはこちら!

SHARE

PROFILE

ランドネ 編集部

ランドネ 編集部

自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

ランドネ 編集部の記事一覧

自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

ランドネ 編集部の記事一覧

No more pages to load