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トラックW杯第2戦で内野艶和がオムニアム金メダル!太田海也、佐藤水菜、窪木一茂らもメダルラッシュ

香港で開催された「2026 UCIトラックワールドカップ第2戦」。3日間にわたって行われた熱戦の中で日本代表チームが目覚ましい活躍を見せた。最終日の女子オムニアムで内野艶和が自身初となる金メダルを獲得したほか、短距離陣は太田海也、佐藤水菜、中野慎詞が躍動。中距離陣もベテラン窪木一茂がオムニアムで銀メダルを獲得するなど、多くのメダルを手にする実りある大会となった。

初日:チーム種目で健闘するもメダルには届かず

大会1日目は、男女のチームパシュート、チームスプリント、そしてエリミネイションが行われた。

長迫吉拓、太田海也、髙橋奏多の強力布陣で臨んだ男子チームスプリントは、予選を4位(43.270)で通過。1回戦ではイタリアを下し、全体の4位タイムでメダル獲得をかけた3-4位決定戦へと駒を進めた。しかし、強豪フランスとの対戦となった決定戦では終始リードを許し、惜しくも全体の4位でフィニッシュした。

男子チームパシュート(橋本英也、兒島直樹、河野翔輝、窪木一茂)は予選を3分54秒146の好タイムで上位通過を果たしたものの、1回戦でニュージーランドに敗れ、全体6位。女子チームパシュート(池田瑞紀、梶原悠未、垣田真穂、内野艶和)は予選7位から1回戦に進出し全体8位、女子チームスプリント(酒井亜樹、佐藤水菜、山田南)は予選13位で敗退となった。また、男女のエリミネイションでは橋本英也が6位、梶原悠未が13位となり、初日は日本勢のメダル獲得はならなかった。

2日目:短距離&中距離陣が躍動!怒涛のメダルラッシュ

大会2日目、日本勢の快進撃が幕を開ける。
男子ケイリンでは、太田海也と中野慎詞が力強いレース運びを見せ、揃って決勝(1-6位決定戦)に進出。絶対王者であるハリー・ラブレイセン(オランダ)が先着して優勝をさらう中、太田が2位、中野が3位に食い込み、見事に日本人2名が表彰台に上がる快挙を達成した。

女子スプリントでは佐藤水菜が躍進を見せた。予選を2位(10.383)の好タイムで通過すると、順当に勝ち進んだ準決勝で現世界チャンピオンのヘティ・ファンデワウ(オランダ)と激突。これをストレートで下す金星を挙げ、決勝へ進出した。1-2位決定戦では現ヨーロッパ王者のエマ・フィヌカン(イギリス)に敗れたものの、堂々の銀メダルを獲得した。

中距離の男子オムニアムに出場した窪木一茂も健闘。スクラッチ、テンポレース、エリミネイションの3種目を終えて全体2位の好位置で最終ポイントレースを迎えた。上位勢とともに着実にポイントを積み上げた窪木だったが、首位のフィリップ・ヘイネン(オランダ)にはあと一歩届かず、そのまま2位でフィニッシュ。銀メダルを獲得し、ベテランの意地を見せつけた。

最終日:内野艶和が女子オムニアムで歓喜の金!太田海也はスプリントで大金星

大会最終日(3日目)のハイライトは、女子オムニアムに出場した内野艶和の走りだった。
内野は第2種目のテンポレースと第3種目のエリミネイションでトップに立つなど、圧倒的なレース展開を披露し、全体1位で最終のポイントレースへ。通常のポイント周回を各選手と分け合いながら冷静に上位勢をマークし、最後まで後続にポイント差を詰めさせることなくそのまま逃げ切りに成功。この種目で自身初となる、歓喜の金メダルを獲得した。

一方、男子スプリントでは太田海也の快進撃が会場を沸かせた。準々決勝でハリー・ラブレイセン(オランダ)を相手に1本先取されながらも、そこから2本を取り返す見事な逆転劇で準決勝へ。続くニコラス・ポール(トリニダード・トバゴ)もストレートで下し決勝に進出。マシュー・リチャードソン(イギリス)との1-2位決定戦には敗れたものの、前日のケイリンに続く2つ目の銀メダルを手にした。

男子マディソン(窪木一茂・兒島直樹)では、銅メダルを争う展開のなか最終ポイント周回で1着を取り10ポイントを加算したものの、惜しくも4位。女子マディソン(垣田真穂・内野艶和)は7位で大会を終えている。

日本代表選手たちのコメント

内野艶和(女子オムニアム 金メダル)

「オムニアムはすごくハードなレースだなと感じました。スクラッチでは外に持ち出していく強さがまだ自分には足りなかったです。でも、いつも順位を落としてしまうテンポレースとエリミネイションで1位を取れたのはすごく大きかったですね。最後のポイントレースは、1位で上がれた余裕もありましたし、展開にもすごく恵まれました。
チームパシュートは次に繋がる走りができましたし、マディソンは私の落車で全てを壊してしまったのが一番の反省点です。相方の垣田選手が頑張ってくれた中で転けてしまったのは申し訳なかったです」

佐藤水菜(女子スプリント 銀メダル)

「予選のハロンで2位に入れて、レースでは前回負けたアンドリュースや世界戦で負けたヘティをストレートで下せたことは自信になり、自分の成長を感じることができました。ただ、決勝で戦ったエマに対しては『もうちょっとだったな』と痛感しました。この気持ちを大事にして、しっかりトレーニングを積んでいきたいです。
ケイリンは勝負所でコロンビアの選手に取られてしまったのは、気持ちの弱さや横の動きの苦手さが出ました。今後は縦の脚も磨きつつ、そういった課題を勉強していきたいです」

太田海也(男子スプリント 銀メダル、男子ケイリン 銀メダル)

「世界選手権に比べると皆が最高の状態で来ていない中で、本当は金メダルを取りたかったという気持ちが強くあります。でも、これまで何度も負けていたハリー・ラブレイセンに対して、戦う前から本気で勝ちに行くつもりで挑み、それが初めて結果に繋がってすごく納得しています。スプリントでは相手の隙をつくことが勝利への近道だと思っているので、そこが今回の勝因だと思います。ラブレイセンも本調子ではないと思いますが、その中で勝利できたことはすごく嬉しいです」

窪木一茂(男子オムニアム 銀メダル)

「リザルトがついてきたことは嬉しいですね。走りや自分の能力には満足していないんですけど、表彰台を取れたことは嬉しいです。スクラッチもテンポレースも全然ダメで、余裕をこいているような走りで集中していませんでした。結果的にポイントレース前に2位に入れたのですが、ポイントレースでは集団を壊すような力がまだなくて守りに入ってしまいましたね。自分の今の体力に自信がなかったんだと思います。世界選手権では度肝を抜くような力をつけて臨みたいですし、新しいロス監督のもとで表彰台に上がれたことは良かったです」

中野慎詞(男子ケイリン 銅メダル)

「ここ最近パフォーマンスが出せていなかったので、気持ちを入れ替えて自分のレースができたのは良かったです。ケイリンは得意種目ですし、やるしかないと思って臨んだ結果です。3位という結果は悔しいですが、決勝でも自分の最大限やるべきことはできたので、次はもっといい色のメダルを持って帰れるように努力したいです。スプリントは予選のタイムを出せないのが課題ですね」

兒島直樹(男子マディソン 4位)

「養成所を卒業して1ヶ月も経っていない中で、思っていたより走れた自分に驚いている部分もあります。でもやはり世界のレベルは高いと実感しましたし、ここからレベルアップしていけばもっとメダルに近づけるという収穫がありました。最後のあと一歩が届かないのが自分の弱さなので、精神的にも強くなっていけたらと思っています」

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PROFILE

せいちゃん

せいちゃん

稲城FIETSクラスアクト所属のJプロツアーレーサー。レースを走る傍ら、国内外のレースや選手情報などを追っている。愛称は「せいちゃん」のほか「セイペディア」と呼ばれている

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