グループライドの常識が変わる！超軽量インカム「BiKom 20」で、一体感と安全性を手に入れよう｜SENA

Bicycle Club編集部

2025年08月08日

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仲間との会話を楽しみ、安全に情報を共有する。グループライドの醍醐味を最大限に引き出す画期的なアイテムがSENAから登場した。プロチームの要望に応えて開発されたサイクリング用インカム「BiKom 20」だ。わずか20gの超軽量設計ながら、驚くほどクリアな通信と直感的な操作性を実現。ライドの質を根底から変える、その実力に迫る。

パフォーマンスを削がない、わずか20gの存在感

「インカムは便利そうだけど、重さが気になる…」そんな心配はもう不要だ。BiKom 20の重量は、プロライダーも納得のわずか20g。ヘルメットのあごひもに専用アタッチメントで装着すれば、その存在を忘れてしまうほど軽い。実際にテストライドでも「重さは全く気にならない」「左頬に当たっている感じもほとんどしない」と、その快適性は証明済みだ。

ボタン一つで繋がる、ストレスフリーな通信体験

BiKom 20の核心技術が、スマートフォンを介さずにデバイス同士で通信できる「Mesh Intercom™」。使い方は驚くほど簡単だ。本体のボタンを操作するだけで電源が入り、10秒も待たずに仲間との通信がスタートする。チャンネル設定もボタン一つで完結するため、機械が苦手なライダーでも迷うことはない。

その音質は「スマホアプリ通話よりもクリア」と評されるほど高品質。SENA独自のノイズコントロール技術が、走行中の風切り音や雑音を劇的に軽減する。実際に時速60km/h近いスピードで走行しても、会話を妨げるノイズはほとんど発生しなかったという。登り坂で息が上がっても、マイクを折り畳むだけで瞬時にミュートできる心遣いも嬉しいポイントだ。

グループライドがもっと安全に、もっと楽しくなる

BiKom 20が真価を発揮するのは、まさにグループライドのシーンだ。

後方からの情報共有で、チーム全体の安全を確保

最後尾のライダーがリアビューレーダーで車の接近を捉え、即座に「後方から車が来ます」と先頭まで伝えられる。これまでは声が届きにくかった状況でも、BiKom 20があれば全員が瞬時に情報を共有できるのだ。危険な振り返り動作をせずとも安全確認ができるため、ふらつきによるリスクも減らせる。これはライドリーダーや最後尾を走るライダーにとって、計り知れないメリットと言えるだろう。

経験の浅いライダーに「安心」を届ける

「前方に段差がある」「次の角を右折します」といった具体的な指示が耳元からクリアに聞こえることで、経験の浅いライダーは安心してライドに集中できる。「どう動けばいいか分かるので、とても安心する」という声は、この製品が持つ安全への貢献度を物語っている。家族やカップルでのサイクリングにも最適な機能だ。

サイコン連携からスマホ連携まで、広がる可能性

BiKom 20は、ただの会話ツールではない。

スマートフォンとペアリングすれば、ハンズフリー通話やナビの音声案内を聞くことが可能。さらに、SHIMANOのDi2と連携させれば、変速時のギア段数やシフトモード変更時、バッテリ残量が10％未満になった際に音声でアナウンスしてくれるという未来的な機能まで搭載している。ライドのデータを音声で通知する「Audible Bicycle Computer（ABC）」機能は、今後さらに多くのセンサーに対応することを期待したい。

レース志向のシリアスライダーから、週末のファンライドを楽しむサイクリストまで。BiKom 20は、あらゆるライダーに新たなコミュニケーションの形と、より高いレベルの安全性、そしてライドの一体感を提供してくれる。この小さなデバイスが、あなたのサイクリングライフを革命的に変えるかもしれない。