
令和時代のニッポン絶景、通称「モネの池」の後はキッチンの名刀を手土産に【出張絶景-出張帰り新幹線に乗る前に-】
タビノリSTAFF
- 2025年04月28日
絶景とは本来、眺めのすばらしい様、他所では見られない景色のことである。スマートフォンの普及で誰もが感動的な景色をその場で知らない誰かと共有できる時代、現代の絶景はかつてのそれよりも解釈が広がり、風景に限らず様々なものを内包する言葉となっている。ここでは、出張帰りなどに立ち寄っても見る価値のある、現代のネオ絶景を紹介する。
SNSで火が付いたインバウンドも注目の岐阜エリア屈指の絶景「モネの池」
東海道新幹線「名古屋駅」からローカル線に乗り換えるルートなら、東京から最速で約2時間半。中部地方にある岐阜県・関市は、県内にV字状に連なる形状が特徴で、全国的にも知られる刃物産業を代表とする産業エリアと、自然豊かな山間エリアが共存する街だ。面積の80%以上が森林が占める、人口8万人強ののどかな街は近年、SNSにより全国でその名を知られるようになった。
月下旬~11月中旬。上記以外にも、4月中旬~11月下旬ころまでは周囲の木々の緑が国内屈指の刀鍛冶の里、岐阜県関市
刀鍛冶の技術が盛んな関市らしいスポットは市内に点在。約700年前に刀鍛冶の技術がこの地にもたらされて以来、「関鍛冶」と呼ばれる職人たちが優れた日本刀を世に送り出してきた伝統は、近年、アニメの影響による刀剣ブームの到来以降、名工が手がけた刀剣をひと目見ようと、ファンたちがこぞって訪れるエリアでもある。
そんな彼らの”聖地”となっているのが「関鍛冶伝承館」で、関市に伝わる刀匠の技を、映像・資料の他、約30振もの日本刀が常設展示されており、関を代表する関の孫六(せきのまごろく)」こと孫六兼元(まごろくかねもと)、和泉守兼定(いずみのかみかねさだ)をはじめとする名匠の日本刀が何百年も経た今も鋭い輝きを放ち、刀剣ファンの心を掴んでいる。
蛇足だが、せっかく同地を訪れるなら食べておきたいグルメの筆頭が「うなぎ」。市内には16店舗で取り扱いあり、かつて刀匠が日本刀鍛 錬をするためにうなぎを食べて精をつけたという説も(※諸説あり)あるそうだ。また、清流長良川で食べれる鮎も人気で、夏シーズンには川沿いで多 くのお店がやなやアユ料理を提供している。
心洗われるような絶景に、国宝級の日本刀と、その技術をいかした暮らしの道具に絶品の川魚。絶景以外にも見どころ豊富な同地をぜひ訪れてみてほしい。
Information
名もなき池(通称:モネの池)
電話:0581-57-2111(関市板取事務所)
住所:岐阜県関市板取448
駐車場:あり(160台)
関鍛冶伝承館
電話:0575-23-3825
住所:岐阜県関市南春日町9-1
営業:9~16時半(最終入館16時) 火曜、祝日の翌日、年末年始休
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PROFILE
タビノリSTAFF
『タビノリ』は、旅の楽しさは、旅のはじまりである「移動」から、旅前の準備、ふとした寄り道、車窓から見つけるお気に入りの風景など、旅の余白に目を向け発信していくメディアです。また、旅をその周縁のものと組み合わせ、定番の旅先や新しい旅の提案などを仕掛けていきます。
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