
山でラーメンが食べたい方におすすめ!簡単アレンジレシピを3つ紹介
ランドネ 編集部
- 2023年10月19日
 
夏から秋に移り変わり、だんだんと肌寒さを感じる季節に。そんな時は山頂で、体がポカポカと温まるようなおいしいごはんが食べたいですよね。今回は、山で食べると何倍もおいしく感じる「ラーメン」をテーマに、冬の低山にぴったりなレシピを3つ紹介します!
ラーメン好きな方はもちろん、山で食べるラーメンに興味がある方は、ぜひ当記事を参考にして作ってみてはいかがですか?
インスタントラーメンがワンランク上の味に!「豆乳とんこつラーメン」
たくさん歩いたあとだからこそ、「体にいいもの」だとよりうれしいですよね。たとえば、山に行くと便秘気味になることはありませんか?それは、標高が高くなり、気圧が変化するためなんだそう。
そこで、まず最初に「豆乳を加えたインスタントラーメン」の作り方を紹介します。なぜ豆乳かというと、お通じをよくする効果がある「サポニン」がたっぷり入っているから。体がヘトヘトになると、酸っぱいものが食べたくなるので、トッピングにはレモンも添えましたよ。この組み合わせはとってもオススメ。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
材料(1人分)
- インスタントラーメン(とんこつ味)…1袋
 - 豆乳…1本(200ml)
 - 水…300ml
 - レモン(スライス)…1/2個分
 - がごめ昆布…適量
 - 白髪ねぎ…適量
 

▲山で
1.水を沸かしてラーメンを1分ゆで、豆乳を加えてさらに1分ゆでる。
2.付属のスープの素(あれば調味油も)を加え、レモン、がごめ昆布、ねぎをのせる。あれば、柚子こしょうやごまを加えてもおいしい。
※がごめ昆布とは、かごの網目のような凹凸が特徴の函館名物の昆布のこと。うまみたっぷり!とろろ昆布などで代用してもOKです。

レシピのポイントは、袋の表示よりも水の量を減らしてその分の豆乳を加えること!山では、ラーメンのスープを気軽に残すことができません。豆乳を加えてスープをまろやかにすると、最後までおいしく飲み干せますよ。栄養面のメリットだけではなく、山ごはんだからこそオススメしたい調理法なんです。

ほかにも、最近はおいしい乾麺がたくさんそろっています。上の写真は、この料理を教えてくれたフードスタイリスト、カノウヒナタさんがイチオシの九州ご当地麺。左はマルタイ棒ラーメンシリーズの中から、あごだしの効いた長崎の味をセレクト。右は鹿児島地鶏の水炊き風ラーメン。こちらはインスタントラーメンには珍しい平打ち麺です。
できあがり!

五香粉ぱらりで本格的な味に!「酸辣湯麺(サンラータンメン)」
山で食べるインスタントラーメンって、どうしてあんなにおいしいんでしょうか。家で食べるのとは、別の食べ物なのではないかと思うほどです。というわけで、2つ目は塩味のインスタントラーメンを使ったレシピをご紹介します。
材料(1人分)
- インスタントラーメン(塩味)…1袋
 - 酢…大さじ2
 - 五香粉…適量
 - 片栗粉…大さじ1
 - 水…大さじ1
 - 卵…1個
 - トマト(ひと口大)…1個ぶん
 - 長ねぎ(斜め切り)…10cmぶん
 - ラー油、煎りごま(白)…各適量
 
▲山で
1.インスタントラーメンを表示の水(分量外)でゆで、表示より1分早く麺だけを取り出す。

2.ゆで汁に付属の粉末スープ、酢、五香粉、水で溶いた片栗粉を加え、混ぜながらとろみをつける。

3.沸騰したら溶いた卵を回し入れ、好みの加減になったら1の麺を戻し入れる。トマト、長ねぎをのせ、ラー油をかけてごまをふる。
酸辣湯麺に加える酢には、食欲増進や疲労回復の効果もありますよ。疲れた体にとってもうれしい山ごはん。寒い季節は、とろみのついたスープも冷めにくいので助かりますね。
できあがり!

具だくさんのあんかけがうれしい!「ホタテのあんかけラーメン」
インスタントラーメンは、汁なしで仕上げることができるってご存知でしたか?方法はいたってシンプル。初めから少なめの水を入れ、水分をとばしながらゆでるだけ。最後はごま油を加えて揚げ焼き状態にしちゃいます。
カリッと香ばしい食感の麺がインスタントラーメンだなんて不思議。それに使う水が少ないことも、山ごはんレシピとして優秀なポイント。さっそく、詳しい作り方を見ていきましょう。
材料(1人分)
- インスタントラーメン(塩味)…1袋
 - ごま油…適量
 - ヤングコーン…3本
 - ホタテ缶…1個(65g)
 - 中華丼の素(フリーズドライタイプ)…1個
 - 煎りごま(白)…適量
 
※付属の粉末スープは使用しません。
▲山で
1.フライパンに麺、水120ml(分量外)を入れ、ときどき上下を返しながら2分ゆでる。

2.麺がほぐれたらごま油を回しかけ、表面がカリッとするまで焼いて器に盛る。

3.鍋にヤングコーン、ホタテ缶を汁ごと入れて温め、表示どおりに湯適量(分量外)で戻した中華丼の素を加えて混ぜる。

4.2の上に3をかけ、ごまをふる。


具材や調味料をプラスすることで、栄養満点のメニューになるインスタントラーメン。とくに塩味は、どんな食材とも相性抜群なのでオススメです。

ホタテは缶詰だけでなく、レトルトパウチタイプもあります。かさばらないので便利!
できあがり!

- BRAND :
 - ランドネ
 
- CREDIT :
 - 
						写真◎猪俣慎吾(KIPPIS)
文◎長嶺李砂
料理◎カノウヒナタ(KIPPIS) 
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PROFILE
									
																
															ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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