
【100楽山/日和田山】五感を使って春を楽しむ。私の好きな春の山歩き
ランドネ 編集部
- 2026年03月30日
肌寒い日々が続くなか、ときに暖かい春の陽気を感じる時季となり、春の山歩きに心を躍らせている人も多いのではないでしょうか。今回は、アウトドアの記録をイラストに描き起こすことを楽しんでいるカエデさんに、春に歩きたくなる山歩きについて教えていただきました!
寄り道を楽しみながら山頂へ
アクセスの良さと手軽さが人気の奥武蔵エリア。整備された道はバリエーションも豊富で、のんびりお散歩からトレイルランニングまで、それぞれのスタイルで楽しめるのが魅力です。
西武池袋線・飯能駅から数駅。車窓の緑が深まってきたころに到着する「武蔵横手駅」は、のんびりとした空気が流れる無人駅です。

駅を出て道路を渡れば、静かな林道のはじまり。序盤の上り坂は道幅が広くゆったりとしているので、仲間との会話を楽しみながら歩けるのがうれしいポイントです。
道中、200円でリフレッシュできる「五常の滝」に寄り道したり、緑のトンネルを抜けて「北向地蔵」にお参りをしたり。木漏れ日がキラキラと差し込む尾根道は、派手さはないけれど、心から落ち着ける私のお気に入りの道です。

物見山などのピークを越え、いよいよ日和田山へ。山頂からの眺めも抜群ですが、とっておきの休憩スポットはその少し先、「金刀比羅神社」の二の鳥居です。振り返れば、遠くのスカイツリーまで見渡せる大パノラマ。足元には桜色に染まった「巾着田」が広がり、春の陽気に包まれていると、遠くから届く遠足の子どもたちの声に、ついうとうとしてしまいそう。

名残惜しさを感じつつ、岩場の「男坂」か、緩やかな「女坂」を選んで下山。山を降りておなかが空いたら、ぜひ立ち寄ってほしいのが「ムササビ亭」です。レトロなバスがそのまま店舗になった隠れ家のようなカレー屋さんで、絶品のチキンカレーが味わえます。

締めくくりは、桜と菜の花が咲き誇る巾着田へ。絵画のような景色に、これでもかと春のエネルギーをチャージできるはず。低山ながら心もおなかも大満足させてくれる春の日和田山へ、あなたも出かけてみませんか?


今回歩いたルート

武蔵横手駅→五常の滝→北向地蔵→物見山→日和田山(金刀比羅神社)→(ムササビ亭)→巾着田→高麗駅(約3時間)
紹介してくれたのは

カエデ
埼玉県出身。長野での大学時代、山の魅力に惹き込まれ「山遊び」が人生の軸に。現在は登山、トレイルランニング、フライフィッシングに情熱を注ぎ、その記録をイラストに描き起こしている。親友と二人で運営するYouTubeチャンネル『山歩きJP(@ymarukijp)』もまた、大切な山行記録として発信中。
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PROFILE
ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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