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【100楽山/棒ノ折山】沢の音と、山頂の桜を楽しむ山時間。私の好きな春の山歩き

肌寒い日々が続くなか、ときに暖かい春の陽気を感じる時季となり、春の山歩きに心を躍らせている人も多いのではないでしょうか。今回は、カメラで切り取った山の風景をインスタグラムで発信しているモエさんに、春に歩きたくなる山歩きについて教えていただきました!

沢と新緑に包まれる、春のはじまり

山の空気がやわらぎはじめるころ、奥多摩と飯能の境にある棒ノ折山を歩きました。歩いたルートは、さわらびの湯から白谷沢をたどる周回コースです。

ダム湖のほとりから始まる道を見ていると、どこか特別な一日の予感がします。登山口をくぐると、一気に森の気配が濃くなりました。

沢を渡りながら進んでいくと、やがて両岸を切り立った岩壁に囲まれたゴルジュ帯へ。まるで岩の回廊のようで、足元を流れる水音がいっそう深く響きます。

岩を越え、流れに沿って進む時間は“ちいさな沢登り”のよう。いつのまにか、沢と新緑の世界に溶け込んでいました。関東の山とは思えないほど沢の世界に入り込むことができるのも、この山の魅力だと思っています。

桜舞う山頂、そして森が守ってくれた雨

山頂には大きな桜の木が。足元には散り積もった花びらが広がり、淡いピンクに染まる景色のなかで、手作りのサンドイッチと温かいコーヒーを広げました。ひらりと花びらが舞い落ちるたび、春の静けさが、そっと広がります。

下山を始めた途端、雨と風に見舞われましたが、森に入ると木々が雨粒をやわらかく受け止めてくれました。サワサワと葉が揺れる音に包まれていると、自然と会話も深まります。気づけば、心の奥まで澄んでいくような気分になりました。

あれから一年近く経った今も、あの沢音と桜の舞う景色は、胸の奥で静かに息づいています。山頂の桜も、森を打つ雨の音も忘れがたいけれど、いちばん思い出すのは沢のせせらぎです。岩を越え、水に触れながら歩いたあの時間。沢と新緑に溶け込む感覚が、この山歩きを特別なものにしてくれました。

私にとって棒ノ折山は、春の沢音に会いに行く山です。

今回歩いたルート

ノーラ名栗・さわらびの湯バス停 ~ 白谷沢登山口 ~ 岩茸石 ~ 権次入峠 ~ 棒ノ嶺(棒ノ折山)山頂 ~ 滝ノ平尾根登山口 ~ ノーラ名栗・さわらびの湯バス停(歩行時間:4時間40分)

紹介してくれたのは

モエ

東京都出身。小学2年生で父と富士山に登頂して以来、自然はいつも身近な存在。結婚を機に再び富士山へ挑戦したことをきっかけに、本格的に登山を始める。平日はIT企業で働きながら、週末は山へ。沢や森、稜線など、その山ならではの情景を味わうのが好き。

■SNSアカウント
Instagram:@myomyo_mt

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ランドネ 編集部

ランドネ 編集部

自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

ランドネ 編集部の記事一覧

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