
【100楽山/大和葛城山】“一目百万本” ツツジ咲く花の名山を訪ねる。私の好きな春の山歩き
ランドネ 編集部
- 2026年02月25日
肌寒い日々が続くなか、ときに暖かい春の陽気を感じる時季となり、春の山歩きに心を躍らせている人も多いのではないでしょうか。今回は、アウトドアフィールドでフォトグラファーとして活動をしている八さんに、春に歩きたくなる山歩きについて教えていただきました!
早朝出発で混雑回避。静かなる大和葛城山へ

5月になると、山上がツツジで紅色に染まる山があります。それは、奈良県御所市と大阪府千早赤阪村の境に位置する、標高959mの大和葛城山。大阪府最高峰であり、日本三百名山にも数えられています。
2014年に初めて登ったとき、ツツジの美しい風景を目の当たりにして「毎年来たい!」と感動したことをいまでも覚えています。数年に一度ほど足を運んでおり、訪れることができない年でも、時期がくれば「そろそろ見ごろかな〜」などと山へ想いを馳せることも。
今回は複数あるルートのなかから、金剛葛城山系の稜線をつなぐ「ダイヤモンドトレール」の一部でもある、水越峠からのルートをご案内します。

葛城高原のツツジは、例年5月上旬から中旬に見ごろを迎えます。この時期はとくに多くの登山客や観光客で賑わうため、混雑を避けて平日の早朝5時ごろから登山を開始しました。
石畳や丸太の階段が続き、勾配はやや急ですが、早朝の涼しさに助けられます。木々の隙間から差し込むやわらかな朝陽や、新緑の輝きが心地よい……。早朝の山歩きは、やはり良いものです。ヤマツツジがぽつぽつと姿を現すにつれて、山上のつつじ園への期待もいっそう高まっていきました。



山頂方面に行くことのできる分岐を直進し、小道の先にある「パラグライダー広場」に立ち寄りました。ここは奈良盆地(大和平野)を一望できる展望ポイントで、この日は少し霞んでいましたが、それでも開放感は抜群でした。

満開に近いツツジを愛で、360度の大パノラマを堪能
水越峠から歩くこと約1時間、「葛城高原自然つつじ園」に到着。目の前には、視界いっぱいに広がる真っ赤なツツジの群生が。何度訪れても感嘆の声をあげてしまうような、まさに「一目百万本」のすばらしい風景が待っていました。

狙い通り、そこには人もまばらで静かなつつじ園がありました。じつはこの日、山友である友人夫婦のウェディング・ロケーションフォトを撮影するという目的があったのですが、好きな場所でのんびりと撮影を楽しむことができました。





四季折々の表情があり、友人と、家族と楽しめる名低山

葛城山ロープウェイを利用すれば、山上駅から山頂まで約10分で行けるため、初心者の方や家族連れにもおすすめです。秋には、山頂一帯に広がるススキが見ごろを迎えるので、季節やルートを変えて、また訪れたいです。
今回歩いたルート
水越峠〜パラグライダー広場〜葛城高原自然つつじ園〜大和葛城山山頂〜水越峠(歩行時間:2時間45分)
※水越峠付近に駐車場あり
紹介してくれたのは

フォトグラファー/八
関西出身。心に響く山の風景や、自然のなかにいる人を撮影しています。スポーツ撮影にも挑戦中。縦走やテント泊など、旅するように歩くスタイルが好き。山で珈琲やチャイを飲む時間が至福のとき。
Instagram:@hachi_photography7
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PROFILE
ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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