想いが人生を動かした2025。山を街を人生を歩く「SapoTecco（サポテッコ）」

ランドネ /

宇宙HIKE

2025年12月15日

2025年、私は1年で人生が大きく動きました。きっかけは2024年の年末。何気なく見かけた、主宰・松本茜さんによる「宇宙HIKE」2025年1月始動の告知。

『カメラで写真を撮ることを楽しみながら、宇宙を旅するように山へ登る』

……なんだ？それ……。私に起きたストーリーをご紹介します。

私なりの山の楽しみ方

じつは私は、2018年から“かえる”を連れて山を歩いています。編物が好きなインドア派、体力もない私が山に向かった理由は、親友の入退院。15年ほど編み続けているかえるは、彼女への想い。「すぐかえる・無事かえる」。その願掛けのような気持ちを持って山を歩きはじめました。

登山教室でも遅れてしまうほど体力がなくて「私、山に向いてない」と落ち込んだことも。でも、かえるを撮っていると「かわいい！」「自分で編んだの？」「写真撮らせて」と声をかけられ、少しずつ“自分の山歩きの形”が見えてきました。そしていつしか思うように。「もっと素敵に撮りたい」「ただのぬい撮りじゃなく、想いを写したい」。

そんなタイミングで出会ったのが宇宙HIKE。思い切って茜さんにDMしました。

「かえるを自然のなかでうまく撮れるようになりたい」

期待せずに送り、無難な返信なら参加はやめようと思っていました。ところが返ってきたのは、

「絶対に私が教える！教えたい！！！」

という熱すぎる返信。私は即決で参加を決めました。笑

宇宙HIKEでは技術よりも“想い”を強く問われます。私はずっと隠していた「親友とかえる」の話を、初めて人前で話しました。だれも笑わず、涙で扱うのでもなく、「かえるはてっこの大切な人」として、自然に受け止めてもらえたあの空気を、いまも忘れません。