
【100楽山/飯豊山】夕日を見るならこの山で決まり!私の好きな夏の山歩き

ランドネ 編集部
- 2025年08月16日
気温の高い日が続いている今日この頃、心と体のリフレッシュのために夏の山歩きを満喫したい方も多いのではないでしょうか。
当記事では、山をこよなく愛する5人のインフルエンサーの方に、「お気に入りの山」と「私の好きな夏の山歩き」を紹介していただきます。 今回は、年間100日以上山に滞在しているというannaさんに教えていただきました!
夕陽を求めて歩く、夏の飯豊山
焼けつくような暑さが続くなか、向かった先は山形県・新潟県・福島県の3つの県をまたぐ標高2,105mの飯豊山。目指すは山頂での夕陽。テントとごはんと、たくさんの飲みものを担ぎ、さぁ出発!
登山口から山頂までの標高差は約1,500m以上。長い道のりを、蝉の鳴き声を聞きながら進む。常に暑さとの闘い。一歩一歩ふみしめながらひたすらに歩く。
「地蔵水場」の冷たいお水を飲んだ瞬間は思わず「生き返るー!」と声が漏れた。登山者と「頑張りましょ!」と鼓舞しあったり、小屋の方に「行ってらっしゃい」と声をかけてもらったり。汗をかきながら登る山歩きは大変だけど、それ以上に頑張れる理由がたくさん散らばっていた。
稜線に出るとたくさんのお花がお出迎え。「天空のお花畑」を横に足取りが早くなる。徐々に山頂も見えてきて、「あそこまで行くのかぁ」としみじみ。私の脚、頑張れ!
歩みを進めていくとラストスパートの道が見えてきて、あとひと踏ん張り。今日のテント場「本山小屋」に着いて荷物を置いたときは、背中に羽が生えた気分だった。
夕陽まで時間があったので、とりあえず、一杯。ということで、本山小屋に売っているレモンサワーとビールを一本ずつ購入した。ユニークな小屋の方がニコニコしながらお酒を渡してくれた。お酒を片手にテント場に戻ると、周りの登山者も「わぁ最高だねぇ」と声をかけてくれてうれしい気持ちに。この時飲んだ一口目は“最高”の一言に尽きた!
達成感と爽快感を味わいながら、テントを立て、夕陽の時間に合わせて山頂へ向かう。本山小屋から山頂までは20分くらい。
そしてたどり着いた山頂。待っていたのは残雪の山肌が太陽で紅く染まる世界だった。
一秒ごとに景色を変える姿に、「すごいすごい」と声が漏れて、言葉を失う時間もあった。尊いこの時間を一生忘れたくない、と感じたことをいまでも覚えている。この瞬間のために、きっと私は山に登っている。気づけば1時間くらい山頂にいた。
にっこり笑顔で記念写真を撮った後は、ヘッドライトを照らしながら今日のお家に戻る。テント場からは飯豊連峰最高峰の大日岳が見えた。いつかあっちにも登ってみたいね、と話しながら目を閉じた。山に登るたびに登りたい山が増えていく。
朝陽前の時間に起きて、再び太陽を感じる。朝ごはんを食べ、テントを片付け、下山することに寂しさを感じつつ、テント場を後にした。下山したときにはキツさなんて忘れてしまうほどのすてきな思い出が、たくさん詰まっていた。
これが私の好きな夏の山歩き。また山で、朝陽と夕陽をみにいこう。
ぜひ夕日を見に、夏の飯豊山へ!
いつかみてみたかった夏の飯豊山の景色。夕陽に照らされる山肌はピカピカに輝いていて、緑も生き生きとしていた。どこまでも続く飯豊連峰の稜線。歩いて繋げたこの道は私の宝物になった。夏の山歩きはこれだから止められない!
おすすめのルート
御沢野営場~三国小屋~切合小屋~本山小屋~飯豊山〜本山小屋
紹介してくれたのは
anna
福岡県出身、登山歴8年。年間100日以上山を山ですごす。看護師や保健師を経て、
Instagram:@andango (写真@ochi_outdoor_life )
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PROFILE

ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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