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河川環境を未来につなぐ!「多摩川1万人の清掃大会」に参加してみた

御岳渓谷から友田町まで、18会場にボランティアが集結。川原に打ち捨てられたペットボトルや空き缶、流れ着いたビニール片を、人力100%で回収する「多摩川1万人の清掃大会」。
2025年8月3日、「みたけレースラフティングクラブ」の精鋭?チームといっしょに参戦してきた。
いやもう、ゴミの量と多摩川のポテンシャル、どっちにもびっくり。

文◉PEAKS編集部
写真◉みたけレースラフティングクラブ、PEAKS編集部

多摩川1万人の清掃大会って?

▲「多摩川1万人の清掃大会」開会の模様。

平成6年(1994年)に青梅市が始めた、大規模かつ大真面目な河川清掃イベント。多摩川は川遊びや釣り、BBQで人気だが、残念ながら“置き土産”も多い。
この大会は「拾う」だけじゃなく、「捨てさせない」意識まで育てることを目指している。
市民や団体が毎年集い、夏の恒例行事として青梅市を賑わせているのだ。

▲多くの参加者は河原から清掃活動を行なう。

最近は2,000〜3,000人規模で開催。会場数は毎年15~20カ所程度設けられ、それらに分散する形で延べ数千人が一斉に流域を清掃する。参加者数は天候にも左右されるが、市内のイベントとしては最大級の動員数。回収されるごみの量は年によって異なり、多摩川河川敷の空き缶・ペットボトル、食品トレイ、花火の燃えかす、網やトング等のBBQ道具まで多岐にわたる。
過去には約2,900人ものボランティアが参加し、1日で1.3トンもの回収実績があるそうだ。
人間って、こんなにいろんなモノを川に落とすんだ……と感心するやら呆れるやら。

いっしょに行動したメンバー

▲みたけレースラフティングクラブの皆さん。いちばん右手前の人が代表の柴田大吾さん。

今回は「みたけレースラフティングクラブ」(以下MRC)の柴田大吾代表を中心に、ラフトボート1艇とパックラフト4艇で“水上ゴミハンター”として活動。大吾さんは毎週月曜、趣味と仕事と使命感をミックスした定期清掃を続ける猛者でもある。
ちなみにこの日のメンバーはMRCのスタッフ&有志。私はMRCメンバーとは初対面で、普段から仕事とプライベートでいっしょにアウトドアを楽しんでいる、ライター吉澤英晃の誘いで加えてもらった。
そんな急ごしらえのメンバーだが、さすが日々ツアーでお客さんを盛り上げているだけある大吾さんは、終始川遊びもトークも止まらない。楽しく導くだけでなく、撮影までこなすスペシャルなパドラーだった。

川下りしながら、ちゃっかり清掃活動へ!

▲御岳周辺は東京とは思えないほど自然があふれている。この日の水量はちょっと少ないくらいだそう。

御嶽駅近くから釜の淵公園まで約10km。途中の瀬ではダウンリバーツーリング気分で漕ぎつつ、怪しい漂着物を発見したら即座に回収。河原にはビール缶入りのビニール袋や惣菜容器など、どう見ても「意図的に置きましたよね?」という宴会後のゴミも発見した。
38度の猛暑のなかでの清掃活動でも、川の涼しさと遊び心くすぐる環境は救いだった。

▲大量の除菌シートが見つかったポイント。橋から投棄されたゴミと思われる。
▲人気の飛び込みポイントでドボン!踏み切る前はその高さに恐れを抱くが、一度飛び込めば病みつきに。

驚きの漂着・投棄物ランキング

▲異物を見つめる吉澤。なぜ便座がこんなところに……。

終盤、橋の下で便座を発見(堂々の1位)。
おそらく橋の上から投下されたもので、落下の衝撃で粉砕していた。ほかにも配管や片足のみのサンダルなど、川の“失物係”では到底引き取れないラインナップだ。

発見した珍品ゴミTOP5

1位:便座

川下り中に遭遇するとは思わなかった堂々たる王者。座るより拾うほうがスリリング。

2位:配管パーツ

どこかの家からの脱走兵か、はたまたDIYの末路か。中洲のなかで妙に存在感を放つ。

3位:片方だけのサンダル

川遊び後、片足だけが帰宅したのか、それとも片足だけ自由になりたかったのか。

4位:宴会後の缶と惣菜パック

夏の思い出とともに放置。ロマンとモラルはいっしょに持ち帰ってほしい。

5位:大量の除菌シート

川で泳いで菌にやられた者の仕返しか?異様な執着心を感じる風景だ。

水辺の事情とゴミの行方

▲こんな大量の除菌シート、いったいなにに使ったのだろうか……。

多摩川は自治体や国の機関が区間ごとに管轄していて、左右の岸でも担当が変わる。これは多くの河川でも該当する。今回のゴミ回収後は最寄り自治体と連携して処理。こういう地味な調整が、じつは河川での大規模清掃のハードルのひとつだ。

ラフトボートがいっぱいになる量のゴミ

約3時間の活動で、ラフトボートの前後スペースは完全に占拠。ペットボトル、空き缶、ビニール片、食事後のゴミまであらゆる種類が集まり、まさに“ゴミの博覧会”状態だ。
大吾さん曰く「月曜の定期清掃のほうがもっと多い」らしい。人類、週末になにをやっているのか……?

ラフティングを楽しみながら、ちょっといいことを

MRCでは、清掃と川下りを組み合わせた「リバークリーンラフティング」プランを実施中。遊びたい人も社会貢献したい人も、一石二鳥。学校行事や企業研修にもぴったりだ。
川の上で汗をかいて笑って、気がつけば環境も守っている。これぞ令和のアウトドアの新定番といえる。

リバークリーンラフティングプログラム

ラフティングの楽しさを味わったけど、ちょっと物足りない……。そんな人におすすめなプランがこちら。ガイド付きで多摩川を下り、清掃活動で河川に貢献。遊んで、笑って、ちょっといいことをする、新たなスタイルのラフティングツアーだ。

 

リバークリーンラフティング
プログラムの詳細はこちら

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PEAKS 編集部

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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

PEAKS 編集部の記事一覧

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