夏のアルプスのテント泊はワクワクする一方で「テントで快適に眠れるかな?」「山の夜って寒いの?」と不安もあるはず。
実は、寝袋と同じくらい重要なのが、地面からの冷気を防ぐ「スリーピングマット」です。初心者、特に女性向けに選び方と2025年おすすめ5選をわかりやすく解説します。
夏のアルプステント泊、マット選びで失敗しない3つのポイント
夏のアルプスでは、標高2,000m超のテント場で夜間10℃以下まで冷え込むこともあります。快適な睡眠には、地面からの底冷えを遮るマット選びが重要です。ここでは失敗しないための基準を3つにまとめて解説します。
① 「R値」をチェック!夏のアルプスでは最低2.0以上が必須
R値は断熱性の指標で、国際基準で測定された数値です。数値が高いほど地面からの冷気を遮断します。夏のアルプスではR値2.0以上が快適睡眠の最低ライン。春〜秋の3シーズンならR値3.0〜4.5がより安心です。
② 「クローズドセル」と「エアマット」どっち?特徴を理解しよう
マットには大きく分けて「クローズドセルマット」と「エアマット」があります。どちらにも一長一短があり、自分の登山スタイルや安心感、荷物の軽さなどを基準に選ぶことが重要です。以下でそれぞれの特徴を整理します。
クローズドセルマット
- メリット:広げるだけで使える/パンクしない/丈夫で初心者に安心
- デメリット:かさばるため外付けになりがち
エアマット
- メリット:寝心地が良い/収納がコンパクト
- デメリット:膨らませ・片付けの手間/パンクのリスク(多くは修理キット付属)
③ 女性は「サイズ」と「軽さ」も重要ポイント
体力負担を減らすには重量と収納サイズを確認。身長に合ったレギュラーやS(ショート)などを選び、最近増えている女性向けサイズも検討しましょう。
編集部が厳選!夏のアルプステント泊向けスリーピングマットおすすめ5選
数あるスリーピングマットの中から、登山初心者でも選びやすい5モデルを厳選。夏のアルプスでの使用を想定し、R値・重量・厚さ・収納性などのバランスが良い製品をまとめました。
1. THERM-A-REST (サーマレスト) Zライトソル|パンク知らずの絶対的安心感!ザ・定番モデル
アコーディオン式で広げるだけの手軽さ。アルミ蒸着で体温反射しR値2.0を確保。パンク無縁の安心感で入門に最適です。
項目 | 詳細 |
---|---|
価格 | ¥9,790(税込) |
R値(ASTM) | 2.0 |
厚さ | 2.0cm |
サイズ(R) | 51×183cm |
収納サイズ | 51×13×14cm |
重量 | 410g |
素材 | 架橋ポリエチレン(アルミ蒸着) |
付属品 | — |
公式サイト | e-mot.co.jp/product/zlite-sol/ |
2. NEMO (ニーモ) スイッチバック|快適性をプラスした進化系クローズドセル
独自の六角ディンプル+2層フォームでふかっとした寝心地と携行性を両立。クローズドセル派の定番です。
項目 | 詳細 |
---|---|
価格 | ¥10,450(税込) |
R値(ASTM) | 2.0 |
厚さ | 2.3cm |
サイズ(R) | 51×183cm |
収納サイズ | 13×14×51cm |
重量 | 415g |
素材 | クローズドセルフォーム/メタライズドフィルム |
付属品 | — |
公式サイト | nemoequipment.jp/products/switchback™ |
3. THERM-A-REST (サーマレスト) ネオエアー Xライト NXT|軽さ・寝心地・暖かさの完成度が高い一枚
R値4.5で3シーズン対応。NXT化で静音性が向上。1Lボトル級の収納性で軽量装備と相性抜群です。
項目 | 詳細 |
---|---|
価格 | ¥40,700(税込) |
R値(ASTM) | 4.5 |
厚さ | 7.6cm |
サイズ(R) | 51×183cm |
収納サイズ | 23×10cm |
重量 | 370g(総重量) |
素材 | 30D リップストップナイロン |
付属品 | ポンプサック/スタッフサック/リペアキット |
公式サイト | e-mot.co.jp/product/neoair-xlite-nxt/ |
4. EXPED (エクスペド) ウルトラ 3R|ハンモックのように包まれる寝心地
縦バッフルが体をしっかり支え、快適にフィット。R値2.9で夏アルプスに十分。付属のポンプバッグで素早く設営できます。
項目 | 詳細 |
---|---|
価格 | ¥33,000(税込) |
R値(ASTM) | 2.9 |
厚さ | 7cm |
サイズ(M) | 183×52cm |
収納サイズ | 23×11cm |
重量 | 465g(M) |
素材 | 20D リサイクル・リップストップポリエステル |
付属品 | Schnozzel Pumpbag(ポンプサック) |
公式サイト | aqstore.jp/shop/g/gUltra3R-B11-S/ |
5. Big Agnes (ビッグアグネス) ラピード SL インシュレーテッド|厚さ9cmの極上クッション
中央9cm・サイド11cmの厚みでベッドのような寝心地。R値4.8で保温力も高く、快適性重視にぴったりです。
項目 | 詳細 |
---|---|
価格 | ¥30,250(税込) |
R値(ASTM) | 4.8 |
厚さ | 中央 9cm(外側 11cm) |
サイズ(R) | 51×183cm |
収納サイズ | 10×18cm |
重量 | 510g |
素材 | 40D ダブルリップストップナイロン |
付属品 | ポンプサック/リペアパッチ/収納ケース |
公式サイト | iwatani-primus.co.jp/…/sprsli-r24/ |
スリーピングマット選びのよくある質問
初めてマットを購入する際には「値段の違いは?」「R値はどこまで必要?」など疑問が多いものです。ここでは特に質問の多い内容をQ&A形式でまとめました。
Q1. 初めてのマット、クローズドセルとエアマット、本当にどっちがいい?
結論:心配性ならクローズドセル、快適性やコンパクトさ重視ならエアマット。クローズドセルは広げるだけ&パンク無縁で精神的安心感が大。エアは収納性と寝心地が優秀です。
Q2. 値段の差は何?高いものは何が違う?
主に軽さ・コンパクトさ・断熱性(R値)の差。高価なモデルほど最新素材で性能を底上げ。さらに生地やバルブの耐久性、メーカー保証の手厚さも価格に反映されます。同じR値でも、耐久・保証面が充実したモデルは総合的な安心感があります。
Q3. R値は高いほど良い?夏でもオーバースペック?
R値は熱を発するわけではないため「暑すぎる」にはなりにくいです。天候が急変しやすい山では高R値が安心。低山中心ならR値2.0程度でも可、アルプスを目指すならR値4.0クラスが活躍の幅を広げます。
Q4. エアマットの穴あきが心配。修理はできる?
ほとんどの製品にリペアキットが付属。パッチを貼るだけの簡易修理が可能。事前に自宅で練習し、設営前に小石や枝を除去してトラブルを予防しましょう。
スリーピングマット選びで夏のアルプスを快適に!
夏のアルプスのテント泊で快眠するために必要なポイントを振り返りましょう。選び方を知っておくだけで装備選びの失敗を減らし、登山をより快適で安全に楽しめます。
- 夏のアルプスではR値2.0以上がマスト!
- 安心感重視=クローズドセル/寝心地&コンパクト重視=エアマット
- 重量・収納サイズ・体格に合うサイズ選びで快適登山に直結
スリーピングマットは登山快適度を大きく左右する重要装備。自分に合う一枚を選んで、夏のアルプステント泊を最高の思い出にしてください。