宮里優作×青木瀬令奈スペシャルトーク|ベテランでも進化は止まらない 宮里優作と青木瀬令奈が語る新しい挑戦のリアル
フクダトモオ
- 2026年03月27日
青木 優作さんは昨季、飛距離が伸びたそうですね。やっぱりトレーニングの成果ですか。
宮里 今より飛ばす努力は常にしているんだけど、年齢も年齢なので、力任せに振るというよりは、しなやかに体を使って飛ばしていきたいなと。もちろんその効果もあるんだけど、やっぱり契約フリーになってドライバーを変えたのが大きかったね。10ヤードぐらいは伸びていると思う。
青木 なるほど。たしかにトレーニングで10ヤード伸ばすのはなかなか大変ですよね。
宮里 ゴルフは道具を変えることができるスポーツなので、どんどん探求するのが良いと思う。飛距離は道具任せで(笑)
青木 私は飛ばしは視野に入っていないというか、そこはもうあきらめました(笑)。それよりも自分の強みを伸ばしていったほうが良いかなと。ありがたいことに女子ツアーは試合数が多いので、飛ばなくてもハマる大会もあるんですよね。
宮里 みんなそれぞれ得意な距離ってあるんだよね。もちろん、確率的には短いほうがチャンスなんだろうけど、瀬令奈なんかは110ヤードぐらいがいちばん苦手じゃない?スピンが入りすぎて、縦距離のコントロールが難しそう。
青木 実はそうなんです。150ヤード以上のクラブセッティングを厚くしているので、意外と長いコースで上位に入ってるんです。フェアウェイウッドとハイブリッドでバーディチャンスに付けられるのに、逆にアイアンがしんどいみたいな(笑)
宮里 145ヤードから155ヤードぐらいをハイブリッドで打ち分けるの上手だもんね。僕は90ヤードが一番得意。56度を抑えて打つ感じで、レイアップの時はその距離を残すようにしています。
青木 そういえば、私はこのオフからエイムポイントを習いに行きました。試合で取り入れている選手が多いので、どんなものかなと。
宮里 僕はエイムポイントは苦手なんだよね。エイムポイントって直線的だから、点と点でラインを考えるタイプの僕にはしっくりこない。ダブルブレイクのラインなんかはすりあわせも難しい。
青木 わかります。私はボールの気持ちになってラインを考えるというか、ここを通って、ここは傾斜が強いからこっちに転がって、カップ際は切れないから内側で、みたいに読むので、そこはエイムポイントにはない考え方ですよね。
宮里 僕はスライスラインとフックラインで構え方を変えて打ち分けたりするけど、瀬令奈はパッティングに持ち球があるでしょ。
青木 はい。私はボールにフック回転をかけてパッティングするので、軽いスライスラインなんかはまっすぐ狙ったりもします。
宮里 自分の持ち球でラインをつくれるのは強みだよね。
青木 エイムポイントに頼り過ぎると自分の感覚と合わなくなる部分も出てくるかもしれないので、とりあえず迷った時に確認動作としてやるところから取り入れていこうと思ってます。
宮里 新しいことを始めるのはいくつになっても楽しいよね。お互いにベテランと呼ばれる世代になってきたけど、まだまだ若いもんには負けられない!
青木 頑張りましょう!


2025年は怪我に悩まされ、思うような結果を出せなかった青木プロだが、開幕に向けて仕上がりは順調。沖縄合宿ではドライバーのセッティング調整やニューウェッジのテストなども積極的に取り組んだ。
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PROFILE
EVEN / EVEN編集長
フクダトモオ
1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て『EVEN』編集部へ。186センチの長身で、自称“青山のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。2025年4月に『EVEN』編集長に就任。
1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て『EVEN』編集部へ。186センチの長身で、自称“青山のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。2025年4月に『EVEN』編集長に就任。





















