FW&UT再点検 スコアに効く中長距離クラブの新常識

EVEN 編集部
- 2025年08月25日
フェースの厚み
「ミニドライバーを見る際、まずはフェースの厚みを見ます」とマーク氏。
現行ミニドライバーはフェースの厚み(高さ)が約40㎜前後で、昔の小ぶりなドライバーと比べ、同じ体積でも投影面積に対してシャローフェースとなっているものがほとんど。
これは芝から打っても球を上げやすくするという、FWの特徴が反映されているためだ。
ソールの形状
現行のミニドライバーは以前のそれに比べ、ソール下部の形状がFWのように丸みを帯びているのが主流。
「ティショットの代用としてならフェース面は台形など広い方が合理的。FW寄りの丸い形は芝から打った際のソールの抜けを想定したものでしょう」
構えた顔
アドレスした際、一般にドライバーで良い顔とされる洋梨型というより、後方へストレッチした丸いシェイプはやはりFW顔に近い。
「ロフト角の関係もありますが、シャフトからフェース面へと繋がるネック形状から見ても、ドライバーというより球を拾うFWの形状」
POINT:ミニドライバーの利点
ヘッド重量によるボール初速
「これは気づかない人が多いのですが、ミニドライバーはドライバーよりヘッド重量が210g前後で重め。これは3W相当なのです。
重いヘッドが振り切れるなら、その分ボールの衝突エネルギーが増すため飛距離が伸ばせます」
振り切れる
ミニドライバーは43inchと短い上、フルサイズのドライバーに比べて振りきれる。
「短い方が打ちやすいのは事実。’90年代に長尺が生まれるまで、一番長いゴルフクラブは44inchがスタンダードで理にかなった長さなのです」
ミート率アップ
ドライバーに比べクラブ長が短いためボールをフェース面上の芯で捉えやすく、打点がバラつきミート率が悪いゴルファーでも効率良くスイングのパワーをボールに伝えられるため、飛距離アップに貢献する可能性が高い。
マーク金井
クラブアナリスト、クラブデザイナー。ゴルフスタジオ「アナライズ」を主宰。
各種ゴルフメディアへの寄稿や出演、ブランド運営、SNSでの情報発信など多方面で活躍中。
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PROFILE

EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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