
Ultrasuede®との邂逅|X:3 STORY VOL.04

EVEN 編集部
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新鋭ラグジュアリーブランド「キックスリー」を紐解く短期連載。
X:3は他のブランドと何が違うのか。
今年の「ジャパンゴルフフェア(JGF)」会場で「KI-XXX THREE(キックスリー)」が注目された理由の一つでもあったスエード調の人工皮革を採用したアイテム。
連載最終回は、彼らを特徴づける最先端素材の採用について開発メーカーと共に聞いた。
バッグメーカーも驚嘆 高級人工スエードの積極採用
西村知洋

同社でテキスタイル貿易部長などを経て、現職に。「Ultrasuede®」事業の責任者にして、ゴルファーでもある。
新興ブランド「キックスリー」が、ゴルフブランドにおけるエクストリーム(Xtreme=極限の、最高の)、ハイブランドの確立を標ぼうするにあたり、目を付けた素材がある。それが「東レ」の「ウルトラスエード®」だ。「ウルトラスエード®は1970年に東レが開発した、海島型極細繊維ポリエステルを使用したスエード調人工皮革です。上質でなめらかなスエードのような風合いながら、本革に比べて水に強く、耐久性があり、メンテナンスが容易です。
開発当初にパリコレクションで発表したこともあり、アパレル素材として注目されましたが、現在は自動車や航空機内装、靴やカバン、アクセサリーなど多方面で採用いただいています。日本国内では『エクセーヌ』として展開していましたが、2013年から米国展開の『ウルトラスエード®』にブランド名を統一されました」と語るのはウルトラスエード®の開発元「東レ」の西村知洋氏。
ひと口に高機能素材といっても様々だ。
なぜ、キックスリーは「ウルトラスエード®」を選んだのか。キックスリー代表・田所和弘氏の答えは明快だ。
田所和弘

「元々、私がスエードが好きで、ジャケットや靴など持ち物にスエード素材を使用したものが多かった。
ゴルフブランドを立ち上げる際、上質で肌触りが良いスエードを、どうにかしてアイテムに使えないかと考えたのですが、本革は重さやメンテナンス面でゴルフ用途には不向き。
そんな時、アクセサリーの製造メーカーとの商談中に、ウルトラスエード®の存在を知り、これだと思ったのです。
ただし、製造メーカーの担当者からは『ゴルフバッグにこんな高級素材を使っていいのですか? すごく高価になりますよ』と指摘されました。
でも、自分ならこんな素材のバッグを使いたいな、と。そこでサンプルとしてキャディバッグを作り、今年のゴルフフェアで展示しました。そうしたら『現品で良いから売ってくれないか』と来場の方から多数のお声をいただいたのです」と田所氏。
誰もが着たい、使いたいと思えるハイブランドの服や鞄を生み出すことを命題に掲げる彼らにとってウルトラスエード®との出会いは必然だったのだ。
ウルトラスエード®の採用に当たっては、東レから商品性を高める様々な提案があるという。
下の写真は初期サンプルだが、実は2種類のウルトラスエード®が採用されている。

「こちらのバッグは、ベースはバッグ類に多く採用いただいている『ウルトラスエード® HP』という厚さ1ミリの素材を、細部には光沢のあるマニリン革調の『ウルトラスエード® nu 1・0』を使用いただいています。
より光沢があるものが欲しいなどの要望があれば別注として作ることも可能です。これまでゴルフ業界での採用例は単発ではありましたが、継続的に様々なアイテムでといった例はありません」と西村氏。
実はキックスリーではウルトラスエード®をアパレルを含む、様々なアイテムにおいて象徴的に採用する計画だ。
「例えばキャディバッグは概ねこの価格だから、収まるように素材や製法を選ぶのが通常。
ただ自分には価格が高いから採用を見送るという考えはない。心が踊って持ちたいと思わないモノは決して作らない。贅沢な素材を贅沢に使うというのはハイブランドの表現手法ですから」。
ウルトラスエード®の採用は、彼らの妥協なき物づくりの象徴なのである。

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スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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