
スコッティ・キャメロン本人が認めた史上最大のモデルチェンジ

EVEN 編集部
- 2025年07月29日
タイガー・ウッズ、ジョーダン・スピース、松山英樹など、世界のスーパースターが使い続けるスコッティ・キャメロン。2025年モデルは伝統を継承しながら、名器を再設計していた。
パター界の巨匠が加入
米国のパター界には2人の巨匠がいる。1人はスコッティ・キャメロン、もう1人はミスター・オデッセイと呼ばれたオースティ・ローリンソン。そのオースティがスコッティ・キャメロンのチームに加わり、R&Dシニアディレクターとして手がけたモデルが新作の『スタジオスタイル』だ。このモデルについてスコッティ・キャメロンは、「これまでで最も大々的なデザインのリニューアルを行いました。テクノロジー、デザイン、製造方法は現代的で全く新しいものになっています」と話している。
最も進化したのは鎖をつなげたようなミーリングが特徴のフェースインサート、そしてマレット型に採用された縞々のアライメント。新しいインサートは、オースティ・ローリンソンによると「このインサートはトレリウム、ステンレススチール、アルミニウムよりも優れた振動抑制能力を備えています。チェーンリンクのテクスチャーによって打感も最大限に高めています」という。

2人の巨匠が融合したことで『スタジオスタイル』は伝統を継承しながら、最先端のテクノロジーと兼ねそなえたパターになっている。鹿又氏は試打した印象について、「もちろん、今までのスコッティ・キャメロンのシリーズも完成度が高かったのですが、今年の『スタジオスタイル』はツアープロ用のシリーズかと思うぐらいの打感、精度、雰囲気があります。チェーンリンクの構造とカーボンスチール素材を採用したフェースインサートによって、打感は今までよりもさらに柔らかい。それでも、カチッとしたソリッドな音が出るので、繊細なタッチが出せます。打球音の印象で距離感を打ち分けられます。コースで使えば使うほどパターの距離感と自分自身のフィーリングがリンクする。それがスコッティ・キャメロンの魅力です」と話す。
「この打感はやっぱり特別!ブレード型でも微妙な開閉の違いがある」
マレット型に採用された今までにないコントラストの強いアライメントについては、「アライメントもすごく効いていますが、今までのスコッティ・キャメロンの『顔』や雰囲気は決して崩していない。太いラインをブラックカラーにしたことによって、マレット型なのにブレード型の輪郭に見えます。ブレード型を使っていた人でも『ファストバック』や『スクエアバック』は違和感なく使えると思います」と続ける。
今回のシリーズには定番の『ニューポート2』や注目度が高い『ファストバック』など12モデルあるが、鹿又氏が一番気に入っていたのは意外なモデルだった。「個人的には『カタリナ』が良かったです。昔の『カタリナ』よりブレード幅が広くなっていて安心感がありつつ、操作性も高い。ショートパットもロングパットも自信を持って打てます」
価格は82,500円。一般的な人気パターに比べると高いが、「100,000円以下でこのクオリティが手に入れば、コストパフォーマンスはすごく良い。ただし、スコッティ・キャメロンのパターはブレード型でもバランスを変えていて、開閉のしやすさが違う。フィッティングをして自分に最適なエースパターを選ぶことを推奨します」とのことだ。
「ブレード型もマレット型も形状がきれいなので構えやすい。斬新な形状でもクラシックなパターの雰囲気が継承されているのがスコッティ・キャメロンの特徴です」(鹿又)
鹿又試打インプレッション
Studio Style Squareback
新しいアライメントを最も生かしたのが『スクエアバック』。スクエアに構えやすいのはもちろん、ブレード型に近い雰囲気もあるのでスムーズにヘッドを動かせます。
Studio Style Catalina
個人的には一番好きなモデル。ブレード型なのにフェースバランスに近い設計になっているのでインパクトゾーンでヘッドがストレートに動いてくれる感覚が好きです。
Studio Style Newport 2
スコッティ・キャメロンシリーズの象徴的なモデル。形状、打感、振り感が高次元でバランスがとれているし、歴代のニューポート2よりさらに打感が柔らかくなっています。
Studio Style Fastback
全体的なシルエットに丸みがあるミッドマレット型。一般的なマレット型よりフェースローテーションしやすい。マレット型でこれだけクリアな打感、打球音は秀逸です。
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スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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