
ツアー系ボール最新モデル徹底比較2025:6ブランド・全14タイプを一挙紹介

EVEN 編集部
- 2025年08月05日
INDEX
もっと飛ばしたい。グリーンでピタリと止めたい。そして、心地よい打感が欲しい。
そんな“本気のゴルファー”のために、プロが信頼を寄せるツアーボール14モデルを、6ブランドから一挙に紹介する。
競技志向の上級者はもちろん、「そろそろ適当なボールは卒業かな」と感じている中級者にも、自分のスタイルに合った1球を見つけてほしい。
それぞれの特徴を徹底比較し、性能や打感の違いが一目でわかるように整理した。この記事を読めば、あなたのゴルフが変わるかもしれない。
ミズノ:MizunoPro S/Mizuno Pro X
ミズノが展開する『mizuno Pro』ボールは、設計思想にミズノらしい緻密さが光る。
特に、アイアンでのフィーリングを大事にするプレイヤーには、ぜひ試してみてほしい。
Mizuno Pro S
Mizuno Pro Sは、ミズノ史上最も柔らかい打感を追求した3ピース構造のツアーボール。打音は静かで、フェースに乗るような吸いつくフィーリングが特長。アプローチでは非常に高いスピン性能を発揮し、グリーン周りでの繊細な操作を求めるゴルファーに最適。ウレタンカバーやアクシアルフロー332ディンプルなどの先進技術により、安定した中弾道と優れたコントロール性を実現。ショートゲーム重視の中・上級者に推奨されるモデル。
Mizuno Pro X
Mizuno Pro Xは、中高弾道と風に強い直進性を兼ね備えたツアー仕様の3ピースボール。打感はしっかりしており、芯を感じるフィードバックが魅力。ドライバーでは高初速・低スピンで飛距離性能を発揮しつつ、アイアン・ウェッジでは高いスピン量でグリーンをしっかり狙える。新開発のアクシアルフロー332ディンプルと薄型ウレタンカバーが高い飛翔安定性とスピンコントロール性を両立。操作感と風対応力を求めるアスリート向け。
項目 | Mizuno Pro S | Mizuno Pro X |
---|---|---|
弾道 | 中弾道。安定していてグリーンを狙いやすい | 中高弾道。風に強く直進性が高い |
打感 | シリーズ内で最も柔らかい。「フェースに乗る」ような感触 | ソフトさの中にしっかり感があり、芯を感じる |
コア構造 | 3ピース構造(同上。ウレタンカバーをより柔らかく設計) | 3ピース構造(新アクシアルフロー332ディンプル&薄型ウレタンカバー) |
スピン量(ショートゲーム) | Xと同等に非常に高い。特にアプローチで最大級のスピン量 | 非常に高い。アイアン・ウェッジでしっかり止める |
プレーヤー傾向 | 柔らかさ×フィーリング×ショートゲーム重視のゴルファー | 高初速×直進性×風対応重視。やや硬めフィーリングを好むゴルファー |
タイトリスト:Pro V1/Pro V1x
世界中のツアープロが信頼を寄せるタイトリストのフラッグシップモデル。『Pro V1』と『Pro V1x』は、その完成度の高さから、ツアー使用率でも常にトップクラスを誇る。
Pro V1
『プロV1』は、中弾道の安定した弾道を実現し、ロングゲームにおいてはスピン量を効果的に抑制する。一方で、ショートゲームにおいては卓越したスピンコントロール性能を発揮し、繊細なアプローチにも高い精度で応える。加えて、ソフトな打感を求めるプレーヤーにとっては、極めて高い満足度を提供する。
Pro V1x
一方の『プロV1x』は、中高弾道の力強い飛びを特徴とし、ロングゲームにおいてはスピン量を適切に抑制する性能を備えている。ショートゲームでは、卓越したスピンコントロール性能を発揮し、精密なショットに高い再現性をもたらす。また、芯を感じるソフトな打感を求めるプレーヤーにとって、極めて理想的な選択肢となる。
Pro V1 | Pro V1x | |
---|---|---|
弾道 | 中弾道、やや低めで貫通力のある飛び | 高弾道でキャリーが伸びやすい |
打感 | 非常にソフトでしっとりとした打感 | しっかり・やや硬めの打感 |
コア構造 | 3ピース構造、単一コア+キャスティングウレタンカバー | 4ピース構造、デュアルコア+追加マントルレイヤー |
スピン量(特にショートゲーム) | 高スピン。グリーン周りでのスピンコントロールに優れる | Pro V1よりもわずかにスピン量が高い |
プレーヤー傾向 | タッチ・コントロール重視派。多様な弾道やスピン、柔らかい打感を求めるゴルファー向け | 高弾道・距離重視、風に強い弾道やしっかりした打感を好むゴルファー向け |
ブリヂストン:TOUR B X/TOUR B XS
世界のトッププロも使用するブリヂストンの『TOUR B』シリーズは、トッププロが求める「飛んで止まる」をとことん追求し、耐久性にも優れた日本人ゴルファーにも非常にマッチする設計だ。
TOUR B X
『TOUR B X』は、風に強く直進性のある中弾道と低スピン設計で、飛距離性能を求めるプレーヤー向けツアーボール。ハイスピード・インナーカバーがフルショット時のスピンを抑えつつ、新開発「リアクティブiQ・ウレタンカバー」でグリーン周りでは高いスピン性能を発揮。芯を感じるしっかりした打感と打音も特長で、飛びに特化しながらも操作性を求めるゴルファーに適している。タイガー・ウッズも使用する信頼性の高いモデル。
TOUR B XS
『TOUR B XS』は、極めてソフトな打感と高スピン性能を兼ね備えたツアー向け3ピースボール。特にアプローチやウェッジショットでトッププロが好む「ディープ感(のり感+軟らかい打音)」が進化し、「止まる」性能が抜群。しなやかな打球感で繊細なタッチも再現。タッチ派やスピン重視プレーヤーに最適で、国内外多くの選手が使用している実績あるモデル。
項目 | TOUR B X | TOUR B XS |
---|---|---|
弾道 | 中弾道・直進性重視。風に強く棒球イメージ | 中〜やや低弾道でピンを狙う。落ち着いた飛び |
打感 | しっかりめ+ディープ感。打音も明確 | 非常に柔らかく吸いつくディープ感。 打音が静かでマイルド |
コア構造 | 3ピース+新開発制音・衝撃吸収材ウレタンカバー | 3ピース+同上(やや柔らかめ設計) |
スピン量(ショートゲーム) | グリーン周りでは高いスピン性能を発揮 | 非常に高スピン。ウェッジ・アプローチでしっかり止まる |
プレーヤー傾向 | 飛距離・直進性重視派/しっかり打感・操作感重視 | 繊細なタッチやスピン、柔らかい打感を求めるプレーヤー |
スリクソン:Z-STAR/Z-STAR XV/Z-STAR ◆DIAMOND
安定した人気を誇るスリクソンの『Z-STARシリーズ』は、進化を重ねて現在は3ラインで展開中。
Z-STAR
『Z-STAR』は、スリクソンのツアー向け3ピース構造ボールで、特に柔らかい打感と高いスピン性能が特長。新開発「高スピン バイオ ウレタンカバー」により、従来モデルに比べアプローチスピン性能が進化。
Z-STAR史上最高レベルのソフトコンプレッション設計で、ロングショットでしっかりとコアが変形し、ドライバーでの余分なスピン量を減らすとともに、ミスショット時のサイドスピンも抑制。
プロや上級者の繊細な操作性とフィーリングを重視した設計で、コントロール性能を求めるプレーヤーに最適。
Z-STAR XV
『Z-STAR XV』は、高初速と直進性、飛距離性能を最大限に引き出す3ピース構造のツアーボール。新設計の「ファストレイヤーD.G.コア2.0」によりしっかりした打感を保ちつつ、ドライバーでの飛びと安定感が向上。ショートゲームでは高摩擦 Spin Skin+コーティングと進化した338スピードディンプルにより、風に強く狙い通りのスピンがかかる。飛ばし重視のハードヒッターに適した設計で、ツアープロも信頼を寄せるパフォーマンスを提供。
Z-STAR ◆DIAMOND
『Z-STAR ◆DIAMOND』は、アイアン・ロングアイアンでの高スピン性能を重視した3ピース構造のツアーボール。中〜高弾道で直進性が高く、プロのような精度のあるショットを可能にします。XVより柔らかくZ-STARよりしっかりした中間的な打感で、ミドル〜ロングショットにおける高さとスピン量を両立。「高摩擦Spin Skin+」「高弾道338スピードディンプル」などに加え、ファストレイヤーD.G.コア2.0と最適化マントルで高初速・低スピンも実現。ツアープロ使用実績多数の完成度です。
項目 | Z-STAR | Z-STAR XV | Z-STAR ◆DIAMOND |
---|---|---|---|
弾道 | 中弾道〜低めでコントロール性優秀 | 高弾道・直進性・低スピンで飛ばし重視 | 中〜高弾道で直進性とピンを狙う精度重視 |
打感 | シリーズ内で最もソフト | しっかりしたフィーリング・やや硬め | XVより柔らかいがZ-STARよりややしっかり |
コア構造 | 3ピース構造(ファストレイヤーD.G.コア2.0) | 3ピース構造(ファストレイヤーD.G.コア2.0) | 3ピース構造(ファストレイヤーD.G.コア2.0) |
スピン量(ショートゲーム) | 高スピン・特にアプローチで抜群 | 高いがやや抑えめ、止まりすぎず安定 | ミドルアイアンでのスピン量が最も多い |
プレーヤー傾向 | ・硬いグリーンでもスピンが入り、ギュッと止められる ・ドライバーの曲がりを抑えたい人に |
・飛距離を求めるゴルファーに ・澄んだ音でパッティングしたい人 |
・セカンドショットからグリーンを狙いたい人 ・Z-STARシリーズの中で最もバランスが優れたモデル |
EVENチームが体験したスリクソン「Z-STAR」ボールフィッティングの全貌
キャロウェイ:CHROME TOUR/CHROME TOUR X/CHROME TOUR ♦♦♦トリプルダイヤモンド
2024年からライン名が刷新されたキャロウェイのツアーボールは、より明確な性能差で3モデルを展開している。
CHROME TOUR
『CHROME TOUR』は、CHROME SOFTとTOUR Xの中間的な打感を持ち、飛距離とグリーン周りのスピン性能を高次元で両立したツアー仕様ボール。新設計のハイパー・ファストソフト・コアと2重マントルが低スピン・高初速を実現し、シームレス・ツアーエアロにより風に強くキャリーも伸びる。TOPGOLFの弾道解析データや、精密成形されたソフトウレタンカバーによる均一性とコントロール性能も進化し、CHROME SOFT X LSの後継として全方位的にアップグレードされている。
CHROME TOUR X
『CHROME TOUR X』はCHROME SOFT Xの後継として誕生した、飛距離性能とグリーン周りのスピン性能を両立するツアークオリティボール。新開発のハイパー・ファストソフト・コアと2重マントルにより高初速・低スピンを実現し、打感はソフトながら適度なフィードバックも得られる。風に強くキャリーが伸びる「シームレス・ツアーエアロ」と、TOPGOLFの解析データに基づく設計で空力性能も向上。カバー成形の均一性も強化され、精密なショット再現性を誇る。
CHROME TOUR ♦♦♦ トリプルダイヤモンド
『CHROME TOUR ♦♦♦トリプルダイヤモンド』は、中弾道・低スピン設計で、飛距離と直進性を重視するプレーヤー向けのツアーボール。シリーズ中もっとも芯を感じる打感で、ロングゲームでのスピン量は最も少ない。ハイパー・ファストソフト・コアとハイスピード・デュアル・マントルが高初速を生み出し、TOPGOLFの解析を活かした「シームレス・ツアーエアロ」により風に負けない弾道を実現。均一な厚みのソフトウレタンカバーはアプローチでも優れたスピン性能を発揮する。ホワイトとトリプルトラックの2種展開。
CHROME TOUR | CHROME TOUR X | CHROME TOUR ♦♦♦ | |
---|---|---|---|
弾道 | 中〜やや高弾道 | 高弾道 | 中弾道、非常に直進的・低スピン弾道 |
打感 | ソフトな打感 | ややしっかりした打感 | 3モデル中最もしっかりした打感 |
コア構造 | 4ピース構造 | 4ピース構造 | 4ピース構造 |
スピン量(ショートゲーム) | ハイレベルなスピンで万能型 | 3モデル中最も高いスピン性能 | 高いスピンで低めの打ち出し |
プレーヤー傾向 | ソフトな打感が好みで、操作性・トータルバランス重視 | しっかり目の打感で、ショートゲームを重視 | 低スピンで距離・直進性を重視 |
テーラーメイド:TP5/TP5x
ツアーでの使用率も年々上昇中のテーラーメイド。その核を成すのがツアーボール『TP5』と『TP5x』の2モデル。
TP5
『TP5』は、テーラーメイド独自の5層構造を採用し、テーラーメイドツアーボール史上最も軟らかい打感と高いスピン性能を両立した高性能ボールである。スピードラップコアがソフトな打音・打感をコントロールしつつボール初速を高次元でバランスさせ、グリーン周りでも精密なアプローチを可能にする。さらに、ツアーフライトディンプルパターンが、弾道の頂点に達するまでは可能な限り空気抵抗を抑制し、ティーショットのキャリー飛距離向上に貢献する。『TP5』には、『TP5pix』や『TP5STRIPE』などのビジュアルテクノロジーを搭載したモデルも展開し、グリーン上での正確なアライメントをサポート。
TP5x
『TP5x』は、『TP5』同様にテーラーメイド独自の5層構造を採用し、テーラーメイドツアーボール史上最速のボール初速を誇る高性能ボールだ。新設計スピードラップコアによりソフトな打感と反発性を両立し、ドライバーやロングアイアンではスピン量を抑え飛距離を維持しながらも、グリーン周りでは繊細なコントロール性能を発揮。『TP5x』には、『TP5x pix』や『TP5x STRIPE』などのビジュアルテクノロジーを搭載したモデルも展開し、グリーン上での正確なアライメントをサポート。より速いボール初速を求めるプレーヤーにおすすめのボールだ。
TP5 | TP5x | |
---|---|---|
弾道 | やや低めの打ち出し。高さは出るが、TP5xよりやや低い。 | 高弾道でより直線的な軌道。風に強く、キャリーが出る。 |
打感 | 非常にソフトでマイルド。柔らかい打感が特徴。 | 明らかにしっかり・ハリのある「クリック感」。やや硬め。 |
コア構造 | 5層構造・低コンプレッションコア(ポリブタジエン)採用。新素材で「Speed Wrapped Core」採用。 | 5層構造・より高反発な「Speed Wrapped Core」。硬めで高初速。 |
ショートゲームのスピン量 | 非常に高い。アプローチやウェッジで最もスピンがかかる。 | 十分なスピンはあるが、TP5よりやや低め。コントロール重視。 |
プレーヤー傾向 | ソフトな打感やグリーン周りの繊細なスピンを求めるプレーヤー。タッチや操作性重視のゴルファー。 | ハードヒッターや高初速化を狙うプレーヤー、直線的な弾道や飛距離にこだわるゴルファー。 |
最後に:本気のプレーには、本気のボールを
ドライバー、アイアン、ウェッジ——どのクラブでも実力を引き出すには、やはりボール選びがカギになる。
今回紹介した14モデルは、どれもツアープロが実戦で使っている信頼のスペックを備えており、自分のゴルフにフィットする1球に出会える可能性は高い。
まずは気になるモデルから気軽に試してみるのがいい。実際に打ってみて、その違いを体感してほしい。
数千円の1ダースが、スコアの向上だけでなく、ゴルフの楽しさそのものを広げてくれるはずだ。
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PROFILE

EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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