
パラリンピック連続金メダルの杉浦佳子が再び世界へ!W杯参戦に向けクラウドファンディング
Bicycle Club編集部
- 2026年05月03日
東京2020大会、そして記憶に新しいパリ2024大会と、パラリンピック2大会連続で金メダルを獲得する偉業を成し遂げたパラサイクリングの杉浦佳子が、次なる目標に向けて動き出した。彼女が見据えるのは、2026年に開催されるパラサイクリング・ワールドカップ全3戦へのフル参戦。今回は国の強化指定を離れ、一人の競技者として世界の舞台に挑むための活動費を募るクラウドファンディングをスタートさせた。
幾多の困難を乗り越え、世界の頂点で走り続けた軌跡

2016年のロードレース中の落車事故により、高次脳機能障害や右半身の麻痺など重傷を負いながらも、不屈の精神で競技への復帰を果たした杉浦佳子。2017年よりパラサイクリングに転向すると、持ち前の脚力とメンタリティでまたたく間に世界のトップクラスへと駆け上がった。
世界選手権やワールドカップで数多くの実績を重ね、自国開催となった東京パラリンピックでは50歳にして2冠(ロードタイムトライアル、ロードレース)を達成。さらに一昨年開催されたパリパラリンピックでも、53歳にして金メダルを獲得。年齢や障がいという壁を幾度も越え、自らの限界をアップデートし続けるその走りは、日本中のサイクリスト、そして多くのスポーツファンに深い感動と勇気を与えた。
国の強化体制から離れ、新たな挑戦としてW杯全3戦への参戦を目指す

そんな杉浦の歩みはまだまだ止まらない。今回彼女が新たな目標として掲げているのは、2026年にタイ、ベルギー、イタリアの3カ国で開催される「パラサイクリング・ワールドカップ」全3戦への出場だ。
これまで日本代表として国のサポートを受けてきた杉浦だが、今回の挑戦は国の強化体制とは別の形でエントリーする道を選んだ。サポート環境が大きく変わる中であっても、プロの競技者として世界のトップレベルで走り続けることを決断。しかし、自転車競技における海外遠征には機材の輸送費や帯同スタッフの費用など、莫大な活動費が必要となる。そこで、参戦費用を確保すべくクラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」にて支援の呼びかけを開始した。
スポーツを通じたインクルーシブな社会の実現へ。豊富なリターンにも注目

本プロジェクトは、単に遠征費用を確保することだけを目的としているわけではない。杉浦は「年齢や障がいの有無に関わらず、誰もがスポーツに関われる社会の実現」と、「インクルーシブなスポーツ文化の発信」をプロジェクトの大切な意義として掲げている。彼女が世界の第一線で闘い続ける姿そのものが、多様性を認め合う社会に向けた力強いメッセージとなるはずだ。
支援者に対するリターン(返礼品)も豊富に用意されている。サンクスメールやプロジェクトの記念アイテムにとどまらず、杉浦選手の生の声が聞ける講演会やオンラインイベントへの参加権、そして普段は知ることのできない競技の裏側に触れられる「競技レポート」など、自転車ファンにとってたまらない内容が揃っている。
世界の最前線で闘い続ける日本のトップアスリート・杉浦佳子。彼女の新たな挑戦と、共生社会の実現に向けた想いを後押しするこのプロジェクトに、ぜひ力強いエールを送ってほしい。

プロジェクト概要
プロジェクト名:
杉浦佳子選手をパラサイクリングのワールドカップに送り出し、頂点に立たせたい
目標金額: 300万円
募集期間: 実施中
実施プラットフォーム: CAMPFIRE
- BRAND :
- Bicycle Club
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PROFILE
Bicycle Club編集部
ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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