BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • VINAVIS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • Kyoto in Tokyo
  • タビノリ

STORE

  • FUNQTEN ファンクテン

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ

キャニオン新型Endurace発表 パヴェを制する極限のエアロ・エンデュランスレーサー「CFR」登場|CANYON

キャニオン・バイシクルズが、同社を代表するエンデュランスロード「Endurace(エンデュレース)」シリーズのフルモデルチェンジを発表した。最大のトピックは、パリ〜ルーベに代表される過酷なクラシックレースを制するために開発された究極のレーシングモデル「Endurace CFR」の誕生だ。アルペシン・プレミアテックと共同開発され、純粋なエアロロードであるAeroadに肉薄する空力性能と高い剛性、そして荒れたパヴェ(石畳)をいなす快適性を融合させた。日本ではCanyon Endurace CFR Di2(価格:1,520,000円)が購入可能となる。

マチュー・ファンデルプールの要求から生まれた「勝つため」のCFR

Kristof Ramon / Canyon Bicycles

2014年の初代デビュー以来、優れた快適性とスピードのバランスでエンデュランスバイクのベンチマークとして君臨してきた「Endurace」。しかし、今回のフルモデルチェンジにおいてキャニオンが目指した到達点は、従来のエンデュランスバイクの枠に収まるものではなかった。彼らが設定した開発目標は、「パリ〜ルーベに最も速くフィニッシュするバイク」を創造することだ。

その開発の核となったのが、春のクラシックで圧倒的な戦績を誇るアルペシン・プレミアテック、そして稀代のチャンピオンであるマチュー・ファンデルプールからのフィードバックである。過酷なパヴェのセクターから抜け出し、90度のコーナーから幾度となくフルスプリントを繰り返すクラシックレースの環境において、プロライダーからは「パワーを一切逃さない強靭な剛性」が求められた。

Kristof Ramon / Canyon Bicycles

これに応えるため、新型Endurace CFRのフレームには、最高グレードの東レ T1100およびT800カーボンに加え、特殊なY80ピッチ系カーボンファイバーが戦略的に積層されている。結果として、ヘッドチューブ剛性は生粋のエアロレーサーであるAeroad CFRの103 N/°を上回る115 N/°をマーク。さらに、マウンテンバイクのテスト基準に匹敵する衝撃テストをクリアするなど、絶対的なパワー伝達効率と堅牢性を獲得した。

Aeroadに肉薄する空力性能と、新機軸「VCLS Aero」シートポスト

スピードが増し続ける現代のレースにおいて、空力性能の妥協は許されない。キャニオンは独自の動的ペダリングダミー「Ferdi」を用いた徹底的な風洞実験(GSTウィンドトンネル)を敢行。Endurace CFRのフレーム設計はAeroad CFRの空力DNAを色濃く受け継いでおり、最大35mmという広いタイヤクリアランスを確保しながらも、時速45km走行時のシステム全体での空気抵抗値は205Wを記録した。これはAeroad CFR(204W)と比較して、わずか1Wの差という驚異的なエアロダイナミクスである。

そして「快適性こそがスピードを生む」という哲学を体現するのが、世界初となる「SP0093 VCLS Aero シートポスト」だ。エアロ形状のシートポストは構造上しなりを生み出しにくいが、キャニオンはカーボンの積層と内部構造を根本から見直した。これにより、空気抵抗を削減するエアロプロファイルを保ちながら、同形状の高剛性モデルと比較して垂直方向のコンプライアンス(柔軟性)を25%も向上させることに成功している。

フィッティングに革命をもたらすPACE Barと、大胆なショートクランク化

コクピット周辺のアップデートも目覚ましい。ケーブル完全内装のフルカーボン一体型ハンドルでありながら、コラムカットやブレーキホースのブリーディングを行うことなく、専用のTX25ツール1つで幅を50mm、高さを20mmの範囲で調整可能な「PACE(Performance Adaptive Cockpit Ecosystem)テクノロジー」を導入した。

さらに、よりアグレッシブなポジションを求めるライダー向けに「CP0053 RACE Bar」も用意される。これは標準のPACE Barと比較してリーチを10mm長く、スタックを20mm低く設定できるV字型のモノコックハンドルバーで、120gの軽量化(重量350g)と時速45kmで2Wの空気抵抗削減を実現する。

また、生体力学的なトレンドに基づき、キャニオンのロードバイクとして初めて全サイズで「ショートクランク」への完全移行を果たしたのも大きなニュースだ。Mサイズで165mm(従来は172.5mm)、2XSやXSサイズでは160mmが標準装備となり、ライダーの股関節の角度を開くことで関節への負担を減らし、パワーロスなく高いケイデンスを維持しやすくしている。

Canyon CP053 Race Cockpit

価格:129,000円

さらなる拡張性と汎用性を手に入れた「CF SLX」と「CF」

トッププロ向けのCFRに加え、幅広いライダーのニーズに応えるCF SLXとCFも同時にモデルチェンジを果たした。両モデルはCFRのアグレッシブな「Sport Pro Geometry」に対し、よりアップライトで長距離に適した「Sport Geometry」を採用している。

Canyon Endurace CFR Di2

価格:1,520,000円

  • フレーム:Canyon Endurace CFR (Toray T1100, T800, Y80 pitch-based carbon)
  • フォーク:Canyon Endurace CFR (最大タイヤクリアランス35mm)
  • コンポーネント:Shimano Dura-Ace Di2 (パワーメーター搭載)
  • チェーンリング:52/36T
  • カセット:11-30T
  • ホイール:DT Swiss ARC 1100 Dicut 65mm
  • タイヤ:Pirelli P Zero RS, 35mm
  • コクピット:Canyon CP0048 PACE Bar w/ Classic Drops
  • シートポスト:Canyon SP0093 VCLS Aero
  • サドル:Selle Italia SLR
  • サイズ:2XS, XS, S, M, L, XL
  • 重量:7.5 kg
  • カラー:Pro Black

CANYON公式サイト

新型 Endurace 搭載クランク長(全モデル共通)

  • 2XS:160 mm(旧モデル:165 mm)
  • XS:160 mm(旧モデル:170 mm)
  • S:165 mm(旧モデル:170 mm)
  • M:165 mm(旧モデル:172.5 mm)
  • L:170 mm(旧モデル:175.5 mm)
  • XL:170 mm(旧モデル:175 mm)
  • 2XL:170 mm(旧モデル:175 mm)

問:キャニオンバイシクルズ・ジャパン https://www.canyon.com/ja-jp/

SHARE

PROFILE

Bicycle Club編集部

Bicycle Club編集部

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

No more pages to load