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次に来るのは何か?台北サイクル2026で見えた5つの変化、世界最大級の国際自転車ショーTAIPEI CYCLE 2026

3月25日(水)から28日(土)の4日間、「台北国際自転車見本市(TAIPEI CYCLE 2026)」が台北世界貿易センター(TWTC)南港展覧館で、世界最大級のバイクショー「台北サイクル2026」として今年も開催された。世界各国から自転車関連企業を中心に900社、3,450ブースという規模で開催。中東情勢の影響も懸念されたが、約200社の海外ブランドも参加した。エアロロードの進化、32インチMTBという新潮流、そしてグラベルタイヤの拡張など——いま自転車のトレンドはなにかをレポートする。

会場の熱はエアロロードに集中!

今年の会場でまず目を引いたのは、やはり大手ブランドの存在感。中心エリアにはシマノ、SRAM、メリダ、ジャイアントが並び、来場者の流れを完全に作っていた。

中でも注目を集めていたのが、発表されたばかりのメリダ「リアクト」とジャイアント「プロペル」。空力性能だけでなく、快適性や扱いやすさまで磨き込まれた最新エアロロードは、もはや“速いだけのバイク”ではない。完成度の高さに、多くの来場者が足を止めていたのが印象的だった。


ジャイアントブースで展示された、創業者キング・リューの愛用していたバイク。その一台が、業界に与えた影響と存在の大きさを静かに物語っていた。

カーボン製スポークモデルが続々登場

ヴィジョンからMETRON 45-60 RS CS SILVER ED.

METRON 45-60 RS CS SILVER ED.は、「VISION(ヴィジョン)」の最新レーシングプラットフォーム「METRON RS」をベースに、CeramicSpeed製ベアリングを組み込んだ限定モデルのカーボンホイール。ハンドメイドによる精密な組み立てと、低抵抗かつ高効率な回転性能により、パワー伝達と巡航性能を大幅に向上させている。45mmと60mmのリムハイトを用意し、エアロ性能と安定性を高次元で両立。まさにレースでの“絶対的優位性”を追求したプレミアムモデルだ。


カーボン製スポークを採用

重量1204g、DT SWISS ARC 1100 SPLINE CS

DT SWISS ARC 1100 SPLINE CSは、カーボンスポークを採用した同社のハイエンドホイールシリーズで、軽量性・剛性・空力性能を高次元で融合したモデル。VONOA製カーボンスポークにより大幅な軽量化と高い反応性を実現し、リムはエアロ形状で巡航性能にも優れる。ハブには180 Ratchet EXPを採用し、優れた駆動効率と耐久性を確保。主に38mmなどのリムハイトを展開し、ヒルクライムから高速巡航まで対応するレース志向の最先端ホイールシリーズだ。

K-PLUSからエアロヘルメットVENTURE

台湾のヘルメットブランドK-PLUSからエアロヘルメットVENTUREが登場。カーボンアーマーと名付けられたカーボン製のプロテクションのほか、密度を変えたEPSフォームを採用することで軽さと安全性を確保している。


高い放熱性と空気抵抗の削減を実現している。これによりスピードの出る平坦な道だけでなく、上り坂や下り坂などあらゆるシーンで涼しく快適に被ることができる。

MIPSとインナーシェルに密度の違うEPSフォームを採用。頭部を覆う面積を減らした軽量設計とし、通気孔(穴)を多く設けている。

prologoからエアロサドル「CHOICE」

新たにエアロサドルが登場。同社のTT用サドル「プレデター」に続き、今度はマスドスタートレース用のロードレースモデルだ。「CHOICE(チョイス)」は、近年の高速化・空力重視のロードバイクシーンに対応するために開発された革新的モデルである。CFD解析や風洞実験を活用して設計され、空気抵抗の低減と軽量性を高いレベルで両立。さらにサドルとバイク、ライダーを一体化した“統合設計”が特徴で、効率的なパワー伝達と快適性を実現している。

形状はコンパクトな240×140mmで、T字型かつセミラウンドプロファイルを採用。次世代の可変密度フォームと圧力解析により、ペダリング中のあらゆる局面で安定した座り心地を提供する。また、NACKカーボンレールをサイドウイングで覆う独自構造により、空気の流れを最適化し高いエアロ性能を発揮する。

加えて、レール部分を取り外し可能なモジュラー設計を採用している点も大きな特徴で、メンテナンス性と持続性を向上。重量は約152gと非常に軽量で、トッププロも実戦で使用しており、その性能はすでに実証されている。


Prologo社のCEO、Salvatore Truglio(サルヴァトーレ・トルーリオ)氏が手にする新(左)旧(右)のCHOICE

アワードはbirdyの電動モデル!

E-birdyが、設計と革新性を評価する「Taipei Cycle d&i award 2026」を受賞。会場でもひときわ高い注目を集めていた。

まず驚かされるのが、14.9kgという軽量設計。さらに、birdy伝統の折りたたみ機構をベースにしながら、新たにスルーアクスルを採用し、足回りを強化している。電動アシストバイクでありながらこの重量は、日常使いはもちろん、輪行や持ち運びのハードルを大きく下げる。日本での取り扱いは検討中だという。


birdyを提供するパシフィックサイクルのブースでは、高級ジュニアロードも展示。

小径車irukaに外装ディレイラーモデル登場

日本発の小径車ブランド「iruka」から、待望の外装ディレイラー搭載モデルが登場。最終プロトタイプが台北サイクル2026で披露され、この夏の発売が予定されている。

これまでの内装変速中心の構成から一歩踏み込み、外装ディレイラーを採用したモデルがついに最終プロトタイプとして姿を現した。


irukaが採用したのが、L-TWO製の折りたたみ自転車用「Fold A」。

L-TWO・Fold Aを採用することで、折りたたみ時に発生するチェーンのたるみをしっかりと吸収。見た目の美しさだけでなく、実用性の面でも大きなメリットをもたらしている。

32インチMTB、ついに現実味

ここ一年、業界関係者の間でひそかに話題になっているのが“32インチ”のマウンテンバイク。

マキシスをはじめ各社ブースにはプロトタイプが並び、タイヤ、ホイール、サスペンションフォークはいずれも完成品に近いレベル。もはやコンセプトではなく「出すかどうか」のフェーズに入っている印象だ。

マキシスブースには32インチのアスペンを使ったプロトタイプバイクが飾られていた。ただし、現時点では大手完成車メーカーからの正式発表はなく、ジオメトリーの制約など解決しないといけない課題があるのも事実だ。今後の動きに注目したい。

グラベルはついに55mmへ


左がランブラー700×50、右がアスペンSTの700×55C

グラベルタイヤのワイド化が進み、マキシスからアスペンSTの700×55Cが登場。29erの2.1~2.2に相当するサイズで、グラベルとMTBの境界はほぼ消滅しつつあり、ジャンルの再定義が静かに進んでいる。

TIOGAではオールドMTBファッション

現在ではBMXレーシングブランドとして注目を集めるTIOGAだが、今回オールドMTBにフィットする商品をラインナップ。復刻版のグリップに加え、ジョン・トマックなど伝説のライダーが使っていたころのグラフィックを再現したモデルも展示された。

マルチコントロール トリコロールエディションは、青と赤に白いロゴを配したカラーリング。
Dフランジグリップは、復刻したグリップで、フランジをD字形にすることでシフターやブレーキへの影響を少なくしている。

台湾で注目!日本のサイクルツーリズム

わかさいくるの「W」で記念撮影する参加者

台湾で日本のサイクリングツーリズムへの関心が高まる中、日本と台湾のバイシクルカルチャーをつなぐイベント「日本自行車觀光綜合座談會」が、3月27日に台湾で開催され、多くのサイクリストや関係者が集まり、盛況のうちに幕を閉じた。

午前中には「日本自行車觀光綜合座談會」を開催。福井県、鳥取県、福岡県、ビワイチ、ハマイチなど、日本各地の特色あるサイクリングルートや、充実した自転車フレンドリーな環境について紹介が行われた。また、午後には福井県のわかさいくるをディープに紹介するトークショーも開催された。


本イベントには、日本各地のサイクリング観光関係者が登壇。右から福井県 若狭湾サイクリングルート推進室 主任 定友 敦氏、通訳 村上蒔志氏、Bicycle Club 山口博久 編集長、中華民国自行車騎士協会 秘書長 何麗卿氏、鳥取県 自転車旅遊振興室 室長 木原久美氏、福岡県観光連盟 地域推進部 部長 大川内洋介氏。

問:TAIPEI CYCLE
https://www.taipeicycle.com.tw

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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