
新型GPSサイコン「Edge 850」「Edge 550」発売 ハードウェア大幅進化、新機能も|GARMIN

Bicycle Club編集部
- 2025年09月10日
GPS機器のリーディングカンパニー、ガーミンジャパンは、GPSサイクルコンピューター「Edge」シリーズの最新モデル『Edge 850』および『Edge 550』を、2025年9月25日(木)に発売することを発表した。ディスプレイサイズの拡大やプロセッサーの刷新といったハードウェアの大幅な進化に加え、スマート補給アラートや天気情報といった新機能を搭載し、サイクリストのパフォーマンス向上と安全走行を強力にサポートする。
ハードウェアが大幅進化、より大きく、速く、高精度に
「Edge 850」と「Edge 550」は、前モデルからハードウェアが全面的にアップグレードされた。
ディスプレイの進化
画面サイズは2.7インチに拡大。フルカラーの液晶ディスプレイを採用し、より高精細で色鮮やかな表示を実現した。
処理速度の向上
新プロセッサーの搭載により、マップのスクロールやルート計算などの処理速度、操作レスポンスが格段に向上。
高精度5Hz GPS
GNSSマルチバンド対応のGPSは、1秒間に5回測位する5Hzモードにも対応(※エンデューロ/ダウンヒル時)。山間部などでもより精緻な走行ログの記録が可能になった。
メモリ増量
内蔵メモリも『Edge 850』は64GB、『Edge 550』は32GBへと増量された。
スマート補給アラート、天気情報など、賢く安全をサポートする新機能
ソフトウェア面でも、トレーニングと安全性を支援する多くの新機能が追加された。
スマート補給アラート
走行中の気温や運動強度などから、水分や炭水化物の補給が必要なタイミングをアラートで通知。特に過酷な環境下でのパフォーマンス維持と安全確保に貢献する。
天気情報
スマートフォンと連携し、デバイス上にカラフルなレーダー表示でリアルタイムの天気情報を表示。急な天候の変化にも対応しやすくなる。
パワーガイド機能のアップデート
ライダーのFTPやパワーカーブに加え、コースの高度やスタミナデータも加味してパワーターゲットを提示する「パワーガイド」機能が進化。より現実に即したペース配分をサポートする。
ギア比分析
ライド後に各ギアの使用時間を確認でき、ギア選択の最適化に役立てられる。
Garmin Pay、内蔵スピーカー搭載でさらに便利に(Edge 850のみ)
上位モデルの『Edge 850』は、タッチスクリーン操作に加え、ボタン操作にも対応。さらに、Garmin独自の電子決済機能「Garmin Pay」や、音声案内や自転車ベル機能として使える「内蔵スピーカー」も搭載し、スマート機能が大幅に強化された。
Edge 850
価格:本体 85,800円(税込) / センサーセット 99,800円(税込)
- 特徴:タッチスクリーン+ボタン操作、Garmin Pay、内蔵スピーカー搭載
- メモリ:64GB
Edge 550
価格:71,800円(税込)
- 特徴:ボタン操作のみ
- メモリ:32GB
共通仕様
- ディスプレイ:2.7インチ フルカラー液晶
- GPS:5Hz GNSSマルチバンド対応
- 稼働時間:GNSSマルチバンドモード 約12時間 / バッテリー節約モード 約36時間
「Edge」シリーズは、ツール・ド・フランスに出場するプロチームとの共同開発で培われた、世界最高峰のテクノロジーが詰め込まれている。今回の『Edge 850』と『Edge 550』は、その伝統を受け継ぎつつ、ハードウェアとソフトウェアの両面から大きな進化を遂げ、プロ・アマチュアを問わず、すべてのサイクリストの走りを新たなレベルへと引き上げるだろう。
問:ガーミンジャパン https://www.garmin.co.jp/
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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