
宇都宮ブリッツェン、Astemoとメインパートナー契約締結 10月から「Astemo 宇都宮ブリッツェン」に

Bicycle Club編集部
- 2025年07月26日
UCIコンチネンタルチーム「宇都宮ブリッツェン」の運営会社であるサイクルスポーツマネジメント株式会社は、大手自動車部品メーカーのAstemo(アステモ)株式会社と、2025年8月1日付でメインパートナー契約を締結したことを発表した。これにより、10月中旬以降のレースからチーム名称を「Astemo 宇都宮ブリッツェン」へと変更し、新たな体制で活動を展開する。
世界的な自動車部品メーカーとタッグ、地域から世界へ
Astemo株式会社は自動車や二輪車向けの先進パワートレインやシャシーなど、最先端技術で世界のモビリティの未来を切り拓くグローバル企業だ。
宇都宮ブリッツェンは、8月31日開催の「シマノ鈴鹿ロードクラシック」以降のレースより、Astemo社のロゴを掲出した新しいレースウェアおよびチームサポートカーでの活動を開始。そして10月中旬以降のレースからは、チーム名にAstemoの名を冠し、「Astemo 宇都宮ブリッツェン」として国内外のレースに挑む。
未来のモビリティ教育へ、共通のビジョン
今回の契約締結にあたり、宇都宮ブリッツェンの廣瀬佳正GMは、「世界を舞台に先進モビリティ技術を展開するAstemo様にメインパートナーとしてご参画いただけることを大変光栄に思います」とコメント。
さらに、「私たちは『地域に根ざし、世界を目指す』というビジョンのもと、自転車安全教室など子どもたちに向けた地域貢献活動にも力を入れてきました。自転車は子どもたちにとって人生初のモビリティであり、真のサスティナブルモビリティです。Astemo様とのパートナーシップを通じて、未来のモビリティ教育を広げ、地域から世界へとつながる価値を共に創出してまいります」と、単なるスポンサーシップに留まらない、共通のビジョンに基づいた連携であることを強調した。
チームは今後、国内だけでなく、アジアやヨーロッパでのUCIレースへの挑戦も視野に入れており、世界的な企業との強力なパートナーシップを追い風に、その活動をさらに加速させていく構えだ。日本のサイクルロードレース界において、地域密着型チームとグローバル企業の連携がどのような化学反応を起こすのか、今後の「Astemo 宇都宮ブリッツェン」の活躍に大きな注目が集まる。
問:サイクルスポーツマネジメント https://www.blitzen.co.jp/
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