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まるで裸足のようなフィット感――留目夕陽が語るシマノRC903|SHIMANO

シマノのシューズはフィット感が高い――EFエデュケーション・イージーポストに所属する留目夕陽(とどめ・ゆうひ)選手も、そんなシマノの魅力に惹かれた一人だ。現在は、同社のフラッグシップモデルであるS-PHYRE(エスファイア)のRC903(通称:RC9)を愛用している。
日本のプロロードレーサーの中で、唯一グランツールに出場可能なUCIワールドチームに所属する若きホープはなぜRC903を選んだのか? 競技の最前線で戦うプロの目線から、その魅力を話してもらった。

最初の出合いはRC902

留目選手がシマノのシューズに出合ったのは高校1年生のころ。本格的に自転車競技に取り組みはじめたときに、RC902(RC903のひとつ前の世代にあたるモデル)を履いた。いくつか他のメーカーも試したものの、自身の足にしっくりくるのがシマノだった。

その後、大学在学中にEFエデュケーション・NIPPOディベロップメントチームと契約を結んだことで、シューズはチームが指定するメーカーを使っていたが、2024年に上位チームのEFエデュケーション・イージーポストに昇格すると、ふたたびシマノを履き始めた。

「EF(EFエデュケーション・イージーポスト)はシューズのスポンサーを決めずに、シューズ選びを選手の判断に任せていました。好きなシューズを履けるとなったので、すぐにシマノさんに相談しました」、と留目選手は話す。

日本に帰国してRC903を試すと、以前のRC902のときに感じた履き心地の良さがよみがえり、「ああ、これだ」と喜んだそう。ワールドツアーを戦うための最良の相棒を手に入れた。

留目夕陽(とどめ・ゆうひ):2020年の全日本大学自転車競技大会にJCF強化選手(当時は高校生)として参加し、優勝。将来有望な若手として注目を集め、2022年にUCIワールドチーム、EFエデュケーション・イージーポストの若手育成チーム、EFエデュケーション・NIPPOディベロップメントチームに所属し、2024年に現チームに昇格。2002年6月18日生まれ

チームの内外を問わずに履く人が多い

留目選手はRC903の魅力を次のように話す。

「フィット感が良い。それが1番ですね。私はボアダイヤルをしっかり締めて足をがっちり固定して走りますが、どこも痛くならない。長い時間のトレーニングも苦にならないですね」

シューズのよくある悩みといえば足の痛み。誰にとっても快適性は大きなポイントだ。

「私は標準的な日本人の足(横幅が広い・甲が高い)で、海外メーカーのシューズが合わないと感じることがありました。過去に成型できるシューズならどうだろうと考えたこともありますが、RC903を履く今はその必要もないと考えています」

RC903には、アッパーがソールの底面から甲部分までを覆う360°サラウンドラップ構造というテクノロジーが用いられていて、ボアダイヤルを回すと足全体が包み込まれるように締まっていく。日本人の足にも欧米人の足(横幅が狭い・甲が狭い)にも、高いフィット感をもたらしてくれる。これが「シマノのシューズは誰にでも合う」、と言われるゆえんでもある。

留目選手のRC903のカラーはホワイト。製品にはほかにブルーとブラックがある
ラスト(足形)はノーマルとノーマルより幅が広いワイドの2種類が用意される。製品にはインソールのアーチの高さを微調整できる付属品もつく
高いフィット感を生む360°サラウンドラップ構造。ソール底面から全周囲にわたってアッパーが足を覆うようにつくられている。シマノが長年かけて熟成してきたテクノロジーの一つ

EFエデュケーション・イージーポストでもシマノを履いている人は多い。

「ジェフェルソン・セペダ選手(エクアドル)やニールソン・パウレス選手(アメリカ)、2020年のブエルタで総合3位に入ったヒュー・カーシー選手(イギリス)らがいます。チーム全体を見ると約1/3がシマノのシューズを履いています」

チームメイトの出身地はそれぞれでも、シマノが多いのはフィット感の高さをはじめ、製品の質の高さによるところが大きいのだろう。なかには他メーカーの誘いを断って選んだ、という選手もいるそうだ。

「レース中のプロトン(集団)でも、シューズが自由に使えるプロチームやプロ選手はシマノが多いと思います。それにヤスペル・フィリプセン選手(ベルギー、アルペシン・ドゥク-ニンク)や、マチュー・ファンデルプール選手(オランダ、アルペシン・ドゥク-ニンク)なども履いていますよね」

ロードレースの本場、ヨーロッパで戦うトップたちのそうした姿を目の当たりにすると、自身も「良いものを使っている」という安心感があるという。

一体感があり引き足がやりやすい

走りのパフォーマンスを引き出してくれるところも気に入っている。留目選手はかかと回りのつくりに注目する。

「足全体がきっちり引き締められている感じがあって、引き足を使っても足が浮かない。私はダンシングやスプリントなどでトルクをかけて走るときに常に引き足を使うので、とても走りやすい。かかとのホールド感が高い」

RC903に使われているヒールカップはライディング中に適切なフットポジションをキープするようにつくられていて、かかと内側の素材は滑りにくいものが使われている。これらと前述した360°サラウンドラップ構造が組み合わされることで強く感じるのは、“シューズとの一体感”だ。

「シューズが動かない感覚というか、シューズを介してペダルを踏んでいてもシューズを履いていない、そんな一体感を覚えます」

ちなみに、留目選手は走行中にダンシングを使うことが多い。パワーを上げるとき、力をセーブして休むときなど、いろいろなシーンでダンシングを効果的に取り入れる。

「ダンシングはシッティングと比べて身体の動きが大きくなります。ただ、そういった場面でもRC903にはダイレクト感があってパワーロスがないです。また、長い上りを高めのパワーでジワジワと走り続けるようなときも頼りになります。自身の走り方に合っていると感じます」

引き足がしやすく、激しい動きにも足がブレない。「シッティングもダンシングも気持ちよくできます」、と留目選手
かかと部をサポートするアンチツイストスタビライザー構造を備えたヒールカップを採用。ペダルに真っすぐに力を伝えてパワーロスを抑える
かかと全体の形状もホールド感を高めるよう工夫されている。内側の素材も滑りにくいものが使われている

走りやすく軽い

シューズを選ぶとき、多くの人は重量が気になるもの。RC903の重量は225g(42サイズ)。そのあたりはどうだろうか?

「何かを犠牲にして軽さに特化したようなシューズだったら選びませんでした。その点、RC903は全体的に性能のバランスが取れていて、なおかつできる限り軽く仕上げている、そこがいい」

シューズは走りやすさがあってこそ――留目選手が求めるのは、第一にフィット感、その次に軽さ、という。加えて、シューズの軽さは数値だけでは測れない、とも。

「雨の中で走ってもシューズが重くならない。水を吸い込まないし、水はけもいいので、ペダリングが軽いです。レースはもちろんのこと、トレーニング中も助かっています」

甲が高い人でも足全体を包み込めるように、ボアダイヤルのついたアッパー部は意図的に大きめに設計されている。むやみに軽量化しない、そんなシマノの開発姿勢がわかる部分でもある
アッパーはマイクロファイバーシンセティックレザーとウェビングと呼ばれる帯状のメッシュ素材を採用。軽くしなやかな触り心地で、通気性にも優れている

シューズはタイム短縮に直結するアイテム

留目選手は各地を転戦しながらレースを続けている。移動するときにシューズ、アイウェア、サイクルコンピューターは自分の手荷物として持ち歩く。なかでもシューズは、チームスタッフが使う遠征用バッグにも予備を忍ばせている。

「自身の身に接しているアイテムのうち、最も走りに関わってくるアイテムがシューズです。替えが効かないものなので、いつでも忘れないように心がけています」

アイウェアやサイクルコンピューターは同じもので代用できても、シューズは履き慣れたものでないと不安が募る。どこへ行っても一番に確認するのがシューズという。

「もしも、お金をかけられるなら、たいていの人は自転車やカスタムパーツにこだわります。けれども、私はシューズにこだわって質の高いものを身に着けることが、いちばん速く走れる近道と考えています。タイムの短縮に直結します」

最後に、RC903を一言で表すなら、と次のように答えてくれた。

「“まるで裸足のようなフィット感”ですね。ライダーに足と一体化したフィーリングをもたらし、より速く、より軽やかに走れる、それがRC903の魅力です」

スペイン南部の都市、マラガを拠点にレース活動に専念する留目選手。ルワンダで開催される2025世界選手権ロードレースに向けてトレーニングを積んでいる

S-PHYRE RC903(SH-RC903)

価格:56,650円(税込)
カラー:ブルー、ホワイト、ブラック
サイズ:スタンダード36~48、ハーフサイズ39.5~43.5
各サイズには足幅の広いワイドサイズもあり
ソール剛性:12
重量:225g(42サイズ)

 

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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