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街乗りからトレイルまで!NEW「GT アバランチェ」登場。歴史を振り返らせ、現代を駆け抜ける一台|GT

街中でのコーヒーショップ巡りや、ちょっと足を延ばしてのサイクリング、はたまたトレイルライドのお供に対応してくれるマルチな相棒GTの「AVALANCHE(アバランチェ)」。コスパ最強の呼び声高い、身近な本格派が進化を遂げて登場。自転車フォトグラファー兼ライターである山田芳朗さんが、実際にライドしつつ、その歴史や魅力を紹介する。

名門GTで最も歴史のあるMTB「AVALANCHE」

ロードバイクや小径車、クロスバイクではちょっと躊躇しちゃうダートでも、 アバランチェならお手の物。普段使いできる実用性と、MTBならではのタフな走りを高次元でバランスさせた一台

気軽な街乗りバイク選びって、意外と難しいと思いませんか? カタログを並べて比べ始めると、スペックが気になって仕方がないが、つい「気軽」から離れがち。自分の場合は、26inch時代から乗り続けているGTのハードテイルをちょい乗り仕様にしているが、メンテには気を遣うし、パーツの入手も難しくなってきている。オールドMTBは楽しいが、「気軽」ではないのだ。 もしも街乗りメイン、時々ダート……をお望みなら、現行モデルが正しい選択である。中でも、オールニューの「アバランチェ」をオススメしたい。

フレームもパーツもマルチに振ったMTB

フロント周りの剛性を左右するヘッドには、セミインテグレーテッドタイプが採用されているなど、現在のMTBの流行に準じた装備を備えている
GTといえば「トリプルトライアングル」。シートステーとシートチューブが溶接されておらず、適度なしなりと高い剛性を両立した革命的なシステムを採用

幅広いシーンで楽しく乗れるアバランチェには、GTのアイコンたるトリプルトライアングル・フレームが採用されており、シマノのパーツがてんこ盛り。歴の長いMTBファンにとっては、135㎜エンドとクイックも好ましいハズ。

135mmエンド仕様のため、ちょい前のホイールも載せ替えられる。クイックが前後に採用されているので、車載や輪行時に便利なのだ
リアディレイラーはCUES。カチカチと確実に変速してくれる優等生ぶりが心地良い。ハブやシフターもシマノが採用されており、信頼性の高さが嬉しいのだ

多彩でマルチなモデルだが、どちらかと言えばオフロード性能に振った仕上がりであるように感じる。フロントフォークをアップグレードすれば、更なるハードライドにも応えてくれる。

アバランチェ スポーツ

10万7800円(完成車)

パーリーホワイト

フレーム:GT 6061 T6アルミニウム
サイズ:XS(27.5inch)/S(27.5inch)/M(29inch)/L(29inch)
フォーク:SRサンツアー 1-1/8” ステアラーSTKM(80/100mmトラベル)
コンポーネント:シマノ RD-U4000 CUES GS 9速対応
カラー:ダスティーブルー/パーリーホワイト

アバランチェ エリート

15万1000円(完成車)

マットブラック
ブロンズ

サイズ:XS(27.5inch)/ S(27.5inch)/M(29inch)/ L(29inch)
カラー:マットブラック/ブロンズ

アバランチェ コンプ

12万9800円(完成車)

ディープティール
モスグリーン

サイズ:XS(27.5inch)/ S(27.5inch)
カラー:ディープティール/モスグリーン

GTはMTBシーンを開拓したアメリカンヒーローなのだ

新しい素材や機構に挑戦し続けるのがGTの伝統。トリプルトライアングルは、現在でもGTならでは のアイコニックな存在となっている他、世界初のアルミ製フレームMTBもGTによって製作されている

GTバイシクルズはBMXやMTBのレジェンドたるGTは、レースシーンに大きな衝撃を与えた。その輝かしいブランドイメージは、キッズにとっても身近な存在であり大いなるアコガレである。

飛んだり跳ねたり、猛スピードで山を下ったり。BMX、そしてMTBは実にアメリカらしい過激で陽気なスポーツだ。カリフォルニアで生まれたニューウェーブはたちまち人気を博し、コンペティションへと発展。そして、オフロードやパークを舞台に繰り広げられる熱狂の世界を席巻したのが、ゲーリー・ターナーが生み出したGTだったのだ。

ゲーリー・ターナーとリチャード・ロングが生み出した「GTバイシクルズ」

高い溶接技術を持っていたゲーリー・ターナーは、ドラッグレーサーのフレームをクロモリで造るなどしていたが、息子のために造ったBMXレーサーが評判に。バイクショップを経営していたリチャード・ロングとコンビを組んで誕生したのが「GTバイシクルズ」だ

ターナーが作ったBMXによって最強時代を迎えたGT

名車カラコラム。前後リジットにリムブレーキ、狙ったって再現できないカラーリングなど、オールドMTBの魅力たっぷり。このまま街乗り仕様にしたら、超絶クール
リアサスペンションのMTBもGTが先駆。「踏み込んでもロスが少ない」というi-DRIVEのプラットフォームを使用したダウンヒルモデルは、世界チャンピオンに輝いている

溶接の達人だったターナーが作り出したBMXは新たなジャンルを生み出すほどの衝撃を与え、革新的な機能を備えたMTBレーサーは、ワールドカップの最多記録を更新。まさにGT最強時代を知るファンにとって、その姿は今でも光り輝いており、その伝説はキッズ世代へも伝承されている。

BMXから始まった快進撃

まずはBMXの世界で頭角を現したGTは、1980年から矢継ぎ早にフレームの開発を続け、新たな領域を広げ続けてきた。中でも「パフォーマー」は、フリースタイルという新しいカテゴリーを作り出した伝説的な一台だ。

少年たちのあこがれは現代にも続いている

ガレージの壁に立てかけてあるパパのBMXやMTBは、いつの時代も少年のアコガレなのだ。何しろ、アメリカンボーイズにとってBMXは必須科目。スウィートシックスティーンを迎えるまでの移動手段といえば、BMXなのである。

当然仲間内では「誰々のバイクがクールだ」という討論が繰り広げられるワケだが、幸運にもパパやお兄ちゃんからお下がりのGTをもらった彼がいたら、それはもうヒーロー確定である。果たして、スポーツデポやウォルマートの自転車売り場に並ぶ数多のBMXやMTBの中でも、そのロゴは光り輝いている。初めてのバイクがGTだったというキッズにとって、そのイメージは永遠である。

現代でも、レジェンドライダー、ハンス・レイは華麗なライディングを見せる(左)。GTのプロモーションは、つねに陽気で明るい「らしさ」があふれている

アバランチェと一緒なら見慣れた風景が小さな旅になる

アバランチェでフラリと出かけてみた。ディスタンスや獲得標高は忘れて、まずは気になっていた町寿司で遅いお昼。古本屋経由のカフェ休憩をはさんだ後に、銭湯巡りっていうのも楽しそうだ。

クルマに自転車を積んで出かけると、行動範囲が格段に広がる。クイックリリースはやっぱり便利

現在、街乗りΟK的MTBは、メーカー各社から魅力的なモデルが数多くリリースされている。比較的プライスを抑えなければならないカテゴリーだけに、キャラ設定はそれぞれ個性的だが、アバランチェは走行性能を犠牲にしていないモデルだと言えるだろう。

いつものスタバが混み混みだったので、そこから足を延ばしてカメラ片手に街ブラ。知った街のつもりだったが、未知なる景色に出会えるのが新鮮だ。ライザーバーだと視野が広くなる

特に、トリプルトライアングル・フレームが生み出す感覚はGTでしか味わえない唯一無二のもの。街中で段差を超える瞬間などは、リア周りがショックを吸収するので乗り味は明らかにマイルド。軽く転がるWTBレンジャーとの相性も良く、舗装路での走りは軽快だ。

(左)気になっていた町のお寿司屋さんで好物を集めた特製の握り定食を出してもらった  (右)思いがけず遭遇した町内会のお祭りで出会えた鱒の塩焼き。クルマだったら絶対に見逃していたはず

峠道のダートや苔むした道もスイスイ進める

舗装路と未舗装路が交互に現れる峠道。しかも時々コケが生えてる。こういった路面はMTBが心強い

また、いかにも滑りそうなダートの上りでも、フレームのたわみがリアタイヤを地面に押し付けてくれるお陰で、少々雑なペダリングでもスイスイ。トラクションの高さはハードテイルの枠を越えるレベルでありながら、剛性をも確保しているのが素晴らしい。さすがは名門が誇るロングセラー。下げられたタグは、明らかなバーゲンプライスである。初めましての一台に良し、気軽なセカンドバイクにまた良し。結局、こういうバイクに一番乗るんだよな……と頷かずにはいられないニュー・アバランチェなのである。

いつもの河原には、もう夏が訪れていた。腰まで生えた草木のおかげで、小道がすっかり消え失せていた。次に来る時は、小物の釣りセットをもってこよう

問:ライトウェイプロダクツジャパン https://www.riteway-jp.com/bicycle/gt/

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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