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妻はeバイク、僕は非電動ミニベロ|鎌倉を30km走ってわかったADO AIR 20 PROの実力

妻はADO AIR 20 PRO、筆者は電動アシストのないミニベロ。そんな組み合わせで、鎌倉周辺を約30km走ってみました。

妻が自転車に乗るのは約4年ぶりです。最初はハンドルの重さや車幅に少し戸惑っていましたが、走り出してしまえば操作に大きな違和感はありませんでした。発進は軽く、坂道でも力まずに進める。走り終えたあとも、疲れはほとんどなかったそうです。

では、同じ道を走った非電動ミニベロ側はどうだったのか。信号発進、坂道、巡航速度、走り終えたあとの疲労感に、どれくらい差が出るのか。

この記事では、妻がADO AIR 20 PRO、筆者が非電動ミニベロで鎌倉を走り、片方だけeバイクという組み合わせで夫婦サイクリングがどう変わるのかをレビューします。

妻はADO AIR 20 PRO、僕は非電動ミニベロで鎌倉を走ってみた

今回のサイクリングでは、妻がADO AIR 20 PROに乗り、筆者は電動アシストのないミニベロに乗りました。走ったのは鎌倉周辺の約30kmです。海沿いの平坦路だけでなく、信号の多い街中や、短い坂道も含まれます。

同じ道を走ると、電動アシストの差はどこで出るのか。今回は、ADO AIR 20 PRO単体の乗り味だけでなく、非電動ミニベロと一緒に走ったときの違いを見ていきます。

比べたのは速さではなく、疲れ方と余裕

見たかったのは、どちらが速いかではありません。

信号で止まったあと、どれくらい力まずに走り出せるか。坂道で息が上がるか。走り終えたあとに、まだ余裕が残っているか。夫婦で走るなら、最高速度よりもその差のほうが気になります。

鎌倉は、海沿いだけなら気持ちよく流せます。街中へ入れば信号や一時停止が増え、少し内側へ入ると坂もあります。走り出し、坂道、走り終えたあとの余裕。そのひとつひとつを比べながら走りました。

妻は4年ぶりの自転車でもすぐに乗れた

妻が自転車に乗るのは約4年ぶりでした。

最初は、ハンドルの重さや幅に少し戸惑っていました。以前乗っていた自転車よりハンドル幅が広く、細い道ですれ違うときは少し緊張したそうです。

それでも、操作で迷う場面はほとんどありませんでした。アシストの切り替えはわかりやすく、変速も自動です。走りながらギアを選ぶ必要がないので、久しぶりでも扱いやすかったようです。

乗り始めてしばらくすると、ハンドル幅への緊張も薄れ、普通に街中を走れていました。

4年ぶりとは思えない落ち着き

走り出しでわかる電動アシストの差

操作に慣れてから、最初に差を感じたのが走り出しです。

ひと踏み目で力まなくていい

信号待ちのあとや一時停止からの再発進では、電動アシストのありがたさがよくわかります。

非電動ミニベロの場合、止まった状態からもう一度スピードに乗せるには、最初のひと踏みで力を使います。ゆるい上り坂や交差点の手前では、踏み出しの重さがじわじわ脚に残ります。

妻のADO AIR 20 PROは、ペダルを踏み込むとすぐに前へ出ます。勢いをつけるために立ちこぎする必要もなく、座ったまま自然に走り出せます。

同じ場所で止まって、同じタイミングで走り出しているのに、こちらだけ毎回ひと踏み余計に使っている感じがありました。妻は発進のたびに力む様子がなく、再発進後のペースも落ち着いていました。

自動変速なのでギアを考えなくていい

もうひとつラクだったのが、自動変速です。

普通は発進前にギアを軽くしたり、スピードが乗ってきたら重くしたりします。慣れていれば自然にできますし、自分でギアを選ぶ楽しさもあります。

妻も、以前の自転車では変速操作を楽しんでいたそうです。自分で軽くしたり重くしたりする感覚には、マニュアル車に近い面白さがあります。

ただ、久しぶりに街中を走るなら、考えることは少ないほうがラクです。自動変速のおかげで、妻はギアをほとんど意識せずに走っていました。

休憩もせず走り続ける妻

坂道で残酷なまでに差が出た

露骨に差が出たのが坂道でした。

短い坂でも、非電動ミニベロでは脚を使います。最初の数メートルは並んでいても、勾配がつくとすぐに差が開きます。

坂を笑顔でスイスイ登る妻

坂に入ると、ADO AIR 20 PROはそのまま苦もなく登っていきます。

こちらが重さを感じ始めるところでも、妻のペースはまったく落ちません。息が上がる様子もなく、普通に話しながら登っていきました。

こちらはだんだん呼吸が荒くなっていくのに、妻は平坦路のように進んでいく。見ている側からすると、少しずるいくらいです。

坂なのにまったく力みがない

eバイクのペースについていけない

「後ろをピタッとついて走って、驚かせてやろう」くらいに思っていたのですが、とんでもありません。数秒で差が開き、そのまま妻の背中が小さくなっていきました。

体感では私の3倍の速さ。まるでシャアザクです。「あ、これは根性や頑張りでどうにかできる能力差ではない」とすぐ悟り、追いかけることを諦めました。

30km走った後のそれぞれの感想

結局、妻のほうが先に(しかも圧倒的に)帰宅していました。

マンションのエントランスに着くと、待ちくたびれた妻がひと言。

J( ‘ー`)し「遅い」

(´・ω・`)「すみません…」

J( ‘ー`)し「楽しいサイクリングだった。eバイクってすごいわ」

(´・ω・`)「それはなにより」

J( ‘ー`)し「ぜんぜん疲れてないし、おかわりできるよ」

(´・ω・`)「勘弁してください…」

同じルートを走っているのに、帰宅時のテンションがまるで違いました。

「見事だな!しかし妻よ、自分の力で勝ったのではないぞ。ADO AIR 20 PROの性能のおかげだという事を忘れるな!」と苦し紛れにつぶやくのが精一杯でした。

久しぶりの自転車でも、街中で不安は少なかった

ここからは、ADO AIR 20 PROに乗った妻の感想を細かく見ていきます。

4年ぶりの自転車でもすぐに走れたとはいえ、まったく戸惑いがなかったわけではありません。ハンドルの重さや幅は気になった一方で、太いタイヤや油圧ディスクブレーキには安心感があったようです。

ハンドルの重さや幅には少し戸惑った

最初に気になったのは、ハンドルまわりです。

以前乗っていた自転車より幅が広く、細い道ですれ違う場面では少し慎重になっていました。車止めの横を通るときも、最初はハンドルの端を意識していたようです。

J( ‘ー`)し「思ったよりハンドルが広い。最初はちょっと怖かった」

ただ、しばらく走ると戸惑いは薄れていました。車道を流しているぶんには幅を持て余す感じもなく、最初に怖がっていたほどではなかったようです。

太いタイヤで段差やグレーチングを越えやすい

段差やグレーチングでは、太めのタイヤが効いていました。

細いタイヤの自転車だと、側溝のフタや路肩の段差を見て、少しラインを変えることがあります。斜めに入るとタイヤを取られそうで、つい大きめに避けたくなります。

J( ‘ー`)し「段差とかグレーチングを、いちいち避けなくていいのはラク」

ADO AIR 20 PROでは、小さな段差やグレーチングのたびに身構えなくても、そのまま通過できる場面が多かったです。

線路も気兼ねなく乗り越えられる

油圧ディスクブレーキは安心して止まれる

ブレーキの印象は良かったようです。

強く握り込まなくても、レバーを引いた分だけ自然に減速します。急にガツンと効くというより、落としたいところまで速度を落としやすい感覚です。

J( ‘ー`)し「油圧すごい。ちゃんと止まれる感じがある」

鎌倉の街中では、歩行者、自転車、車の距離が近くなる場面があります。そこで止まる動作に不安があると、走っている間ずっと気を使います。細かい構造よりも、思った通りに止まれる感覚がすぐ伝わったのだと思います。

折りたたみ車らしいガタは感じなかった

折りたたみ自転車でありがちなのは、段差を越えたときのきしみや、ハンドルまわりの頼りなさです。車体のどこかがよれるように感じると、スピードを出していなくても不安になります。

J( ‘ー`)し「折りたたみなのに、ガタガタする感じはなかった」

妻は、走っている間は折りたたみ車であることをほとんど意識していなかったようです。小径のeバイクとして普通に走れていて、「折りたたみだから頼りない」という感覚はなかったのだと思います。

持ち上げる妻

20km/h前後がラクだが、もう少しスピードを出したくなる

街中では、20km/h前後で流しているときがいちばんラクそうでした。脚に力を入れている感じが少なく、発進から巡航まで自然につながっていました。

由比ヶ浜から七里ヶ浜方面へ抜ける道では、自然とペースが上がっていました。20km/h前後より少し上げて、22〜24km/hあたりで流すのが気持ちよさそうでした。

ただ、24km/hを超えると電動アシストは切れます。妻はそのことを知らずに26km/hくらいまで上げていて、「なんだ、急に重いぞ?」と思いながら一生懸命こいでいたそうです。

そのことを伝えると、「どうりで!つい意地になって回してたわ」と笑っていました。

その後、坂では18km/hくらいを保つように意識していたそうです。無理にスピードを上げなければ、アシストが切れず、脚も残せます。

片方だけeバイクにしたら、夫が完全に負けた

妻にeバイクを与えたら、同じペースで走りやすい……最初はそんな結論になると思っていましたが、実際は夫の完敗でした。

ただ、これは悪い結果ではありません。4年ぶりに自転車へ乗った妻に、走り終えたあとに「おかわりできるよ」と言わしめたわけで、非電動ミニベロで追いかけた側としては、そのひと言で十分でした。

同じ道を走っているのに、妻は余力があり、こちらはもうへとへと。ADO AIR 20 PROは、そのくらい夫婦サイクリングの力関係を変えてしまう1台でした。

体力が有り余っているので逆立ちして遊ぶ妻

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PROFILE

中山 順司

中山 順司

ソフトバンク、楽天トラベル、freee、ファベルカンパニー等を経て2024年に独立。SEO・動画・ソーシャルの3領域を横断したコンテンツ設計が得意。趣味はロードバイクとひとり旅とサウナ。最近は生成AI活用にもハマっている。

中山 順司の記事一覧

ソフトバンク、楽天トラベル、freee、ファベルカンパニー等を経て2024年に独立。SEO・動画・ソーシャルの3領域を横断したコンテンツ設計が得意。趣味はロードバイクとひとり旅とサウナ。最近は生成AI活用にもハマっている。

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