
BICYCLE-E・MOBILITY CITY EXPO 2026で最新の電動モビリティを体験! 編集部おすすめのeバイク&特定小型原付4モデルを試乗レポート
eBikeLife編集部
- 2026年07月07日
INDEX
BICYCLE-E・MOBILITY CITY EXPO 2026(自転車・電動モビリティまちづくり博)に行ってきました!
会場には最新技術を搭載した電動アシスト自転車や特定小型原動機付自転車(特定小型原付)が数多く展示されており、試乗ブースも併設。今回は、その中から編集部が注目した4モデルを実際に試乗してきました。
果たして、体力にあまり自信がない”貧脚お姉さん”のお気に入りは見つかったのでしょうか。
会場の雰囲気はいかほど?
「電動モビリティ」というイベント名から、どこか近未来的な展示会を想像しながら会場へ向かった貧脚お姉さん。
実際に足を踏み入れてみると、その期待を裏切らない充実ぶりでした。最新技術を採用した電動モビリティが所狭しと並び、会場全体が活気にあふれています。
展示されていたのは電動アシスト自転車や特定小型原付だけではありません。EV自動車や次世代の駐輪システムなど、「まちづくり」をテーマにしたさまざまな展示もあり、見応え十分。自転車好きだけでなく、これからの移動手段に興味がある人なら誰でも楽しめる内容となっていました。
「充電切れ」を気にしない新発想! 丸石サイクルのRe:BIKEに驚き

編集部が最初に向かったのは、丸石サイクルのブース。
ブース中央には、今回もっとも注目を集めていた電動アシスト自転車「Re:BIKE」シリーズが展示されていました。
丸石サイクルといえば、電動アシスト自転車だけでなく、折りたたみ自転車やロードバイクなど幅広い車種を展開しているメーカー。今回は電動モビリティの展示会ということもあり、電動アシスト自転車を中心とした展示となっていました。
その中でも特に目を引いたのが、自分で発電できる「Re:BIKE」シリーズです。

会場には、ロードバイクユーザーにはおなじみの3本ローラーが、安全装置や手すり付きで設置されており、来場者が実際に発電を体験できるコーナーも用意されていました。
一般的な電動アシスト自転車は家庭用コンセントで充電しますが、Re:BIKE STERNAは「発電モード」を搭載。モードを切り替えることで、自転車を漕ぐ力を利用してバッテリーへ充電できます。
「うっかり充電を忘れてしまった」「旅先でコンセントが見つからない」といったシーンでも、自分で発電できるという安心感は大きな魅力です。
実は少しズボラな一面もある貧脚お姉さん。この機能には思わず心をつかまれてしまいました。
「年に何回かはスマホやガジェットの充電を忘れてしまうんですよね……。」
そんな人には、とても頼もしい存在になりそうです。
いつか電動アシスト自転車で「そこまで行くの!?」と言われるようなロングライドに挑戦してみたいと思っている私にとって、このモデルはまさに夢が広がる一台でした。

さらに、発電した電力量や消費した電力量は手元のスイッチ部分でも確認可能。数値で管理できるため、バッテリー残量を把握しながら効率よく発電できます。
休憩中など安全なタイミングで残量を確認し、必要に応じて発電モードを使えば、長距離ツーリングでも安心して走れそうです。

今回は「Re:BIKE」と「Re:BIKE STERNA」の2モデルを試乗しました。
走行フィーリングは、クロスバイクタイプのRe:BIKE STERNAの方がペダリングしやすく、よりスポーティーに感じられました。
街乗りを中心に、日常に便利に使いたい人には「Re:BIKE」。
ロングライドを積極的に楽しみたい人には「Re:BIKE STERNA」。
そんな選び方がおすすめです。
こんな人におすすめ
- 充電切れの不安を減らしたい人
- ツーリングやロングライドを楽しみたい人
- 新しい電動アシスト自転車を体験したい人
Re:BIKE スペック
- 乗車可能身長:150cm〜
- 重量:24.7kg/25.6kg
- サドル最低地上高:73cm
- 全長:188.5cm
- 全幅:59cm
- タイヤサイズ:26×1.95
- 変速:内装3段
- ライト:LEDオートライト
- メーカー希望小売価格:217,800円(税込)
Re:BIKE STERNA スペック
- 乗車可能身長:150cm〜
- 重量:24.7kg
- サドル最低地上高:81cm
- 全長:187cm
- 全幅:59cm
- タイヤサイズ:27.5×1.95
- 変速:外装7段
- ライト:LEDオートライト
- メーカー希望小売価格:217,800円(税込)
椿本チエインの「LA SI QUE(らしく)」なら、毎日の買い物ももっと自分らしく

会場を奥へ進んでいくと、大量の荷物を積んだ電動アシスト自転車が目に飛び込んできました。
その存在感に思わず足を止めたのが、椿本チエインが開発中の3輪電動アシスト自転車「LA SI QUE(らしく)」です。
チェーンメーカーとして知られる椿本チエインですが、近年はニューモビリティ事業にも力を入れています。今回展示されていたのは、一般販売前のコンセプトモデルでした。
展示車には2Lペットボトルが10本以上積載されていましたが、それでも余裕を感じさせる安定感。最大積載量は30kgと、日常の買い物はもちろん、大きな荷物を運ぶシーンでも活躍してくれそうです。
さらに、ナチュラルで親しみやすいカラーリングも印象的。街中でも違和感なく溶け込みそうなデザインに仕上がっています。
独自サスペンションが生み出す驚きの安定感
このモデル最大の特徴は、専用に開発された独自のリアサスペンション機構です。
左右の後輪がそれぞれ独立して上下するスイング機構を採用しているため、歩道の段差や路面の凹凸を越える際も車体が安定。荷物を積んだ状態でも安心して走行できます。
実際に試乗してまず驚いたのは、その力強いアシスト性能でした。

実は私、自転車経験がそれほど豊富ではなく、「ママチャリ歴5回ほど」というレベル。そのため最初の漕ぎ出しでは少し戸惑いましたが、数メートル走るだけですぐに感覚をつかめました。
「思っていたよりずっと乗りやすい!」
そう感じた頃に、ふと後ろを振り返ると大量のペットボトルが積まれていることを思い出します。
「これだけ積んでいて、この軽さ!?」
思わず驚いてしまいました。
アシストレベルを最も低く設定していても軽い力でスムーズに進み、荷物の重さをほとんど感じません。
担当者によると、平坦な道では最低アシストでも十分とのこと。坂道など必要な場面だけ強いアシストを使えば、バッテリー消費も抑えられそうです。
子育てやペットとの暮らしにも期待

今回展示されていた車両には、チャイルドシート仕様やペットキャリー仕様も用意されていました。
ペットを飼っている編集部スタッフも興味津々。
「車を出すほどではないけれど、少し遠くまで出かけたい。」
そんな時にも活躍してくれそうです。
さらに、小型の収納スペースも装備できるため、近所への買い物や普段使いにも便利そうでした。
現在は法人向け販売を予定しているそうですが、一般販売が始まれば注目を集めそうな一台です。
こんな人におすすめ
- 毎日の買い物をもっと快適にしたい人
- 子どもやペットとの移動手段を探している人
- 荷物をたくさん積める電動アシスト自転車が欲しい人
LA SI QUE スペック
- 適応身長(目安):140〜190cm
- 車両重量:31kg(アルミフレーム・オプション除く)
- サイズ:全長1,730mm/全幅590mm
- タイヤサイズ:前20インチ/後16インチ
- ブレーキ:前輪ワイヤーVブレーキ、後輪油圧ディスクブレーキ
- 最大積載量:30kg
- 航続距離:約60km(強モード)
- 充電時間:約4時間
- 変速:内装3段
- カギ:前輪サークル錠(バッテリー共通キー)
- カラー:カフェラテ、ミントラテ、スチームミルク、ストロベリーラテ
- オプション:前カゴ、フェンダー、荷台
- メーカー希望小売価格:未定
4輪特定小型原付「Lactivo(ラクティボ)」は安心感抜群!

今回試乗した中でも、個人的にとても印象に残ったのが4輪特定小型原付「Lactivo(ラクティボ)」です。
4輪と聞くと、どうしてもシニアカーをイメージする人が多いかもしれません。
しかしLactivoは、その印象を大きく覆してくれる一台でした。
まず目を引くのはスタイリッシュなデザイン。そして実際に乗ってみると、驚くほど安定感があります。
開発ではカーブ時の安全性を重視し、最高速度は12km/hに設定。この速度域であればタイヤが浮きにくく、より安定した走行を実現しているそうです。
もちろん、安全に走るためには十分な減速や交通ルールの順守が必要ですが、安心感のある設計だと感じました。
操作方法はLUUPなどの特定小型原付とほぼ同じ。
アクセルボタンを押すだけで発進できるため、とてもシンプルです。
何より安心できたのは、しっかりサドルに座った状態で両足が安定したまま発進できること。
今回試乗したモデルの中では、最も安心して乗ることができました。
さらに荷物スペースも用意されているため、買い物用途にもぴったり。
「これでスーパーへ行ったら、徒歩には戻れなくなるかも……。」
そんなことを思ってしまうほど快適でした。
現在は一部のカインズホームセンターでも取り扱いがあるそうなので、気になる人は実車をチェックしてみてはいかがでしょうか。

こんな人におすすめ
- 安定感を重視したい人
- 初めて特定小型原付に乗る人
- 買い物など近距離移動を快適にしたい人
Lactivo スペック
- 全長:1,300mm
- 全幅:560mm
- 全高:1,095mm
- タイヤ:10インチ
- 車両重量:41kg
- 最大耐荷重:100kg(荷物含む)
- 最高速度:12km/h
- 特例モード:6km/h
- モーター:350W
- 航続距離:約30km(フル充電時)
- フレーム:オールアルミボディ
- バッテリー:リチウムイオン
- 充電時間:約6〜8時間
- 対象年齢:16歳以上(免許不要)
- 乗車定員:1名
- メーカー希望小売価格:348,000円(税込)
ストリート映え抜群! MTM RiSE M-1Sは見た目も走りも本格派

今回の試乗会で、編集部内でも特に人気を集めていたのが、MTM RiSEの特定小型原動機付自転車「M-1S」です。
試乗した直後は「乗りやすいな」という印象だったのですが、改めて展示車をじっくり眺めてみると、そのデザインの完成度の高さに思わず見入ってしまいました。
「これ、欲しい!」
そう感じたのは私だけではありません。
展示車にはVOLCOMのデッキテープが貼られ、ストリートテイストあふれるカスタムが施されていました。
シンプルながら存在感のあるフレームデザインに、無骨な足まわり。さらに、オプション設定されているフロントバッグもデザイン性が高く、車体全体の雰囲気をさらに引き立てています。
普段着にも自然に合わせられそうなスタイルなので、街中をおしゃれに移動したい人にもぴったりだと感じました。
個人的には、機能性だけでなくデザインも重視したいタイプなので、思わず購買意欲をそそられる一台でした。
見た目だけでは終わらない、本格的な走破性能

もちろん、このMTM RiSE M-1Sの魅力はデザインだけではありません。
高い耐久性と走破性能を備えており、その性能が評価されて災害現場での救助活動や工事現場での移動手段としても採用されているそうです。
さらに、オフロード走行にも対応しているため、舗装路だけでなく砂利道や林道なども走行可能。
折りたたんで車に積載できるため、キャンプやアウトドアへ持ち運び、現地で気軽に移動を楽しむこともできます。
これまでの特定小型原付にはあまりなかった、新しい遊び方が広がりそうです。
段差も気にならない快適な乗り心地
実際に乗ってみて感じたのは、サスペンション性能の高さでした。
前後サスペンションに加え、太めの10インチSUVタイヤを装着しているため、街中の段差や舗装の荒れた路面でも衝撃をしっかり吸収してくれます。
特定小型原付では、路面の凹凸をダイレクトに感じるモデルも少なくありません。
しかし、このモデルは段差を越える際も非常に安定しており、安心感のある乗り味でした。
さらにチューブレスタイヤを採用しているため、万が一パンクしても急激に空気が抜けにくく、安全性にも配慮されています。
日本人向けに最適化されたハンドルポジション
ベースとなっている車体は、欧州で実績のあるモデル。
そこから日本市場向けにハンドル高さなどを最適化することで、日本人でも扱いやすいポジションへ調整されています。
身長165cmの私でも窮屈さは感じず、自然な姿勢で運転することができました。
LUUPとは違う走りの楽しさ
これまで私はLUUPなどのシェアリングサービスで特定小型原付に乗ったことがありました。
それと比べると、MTM RiSE M-1Sは加速が非常にスムーズ。
発進時の力強さや安定感があり、走りそのものを楽しめる印象でした。
もちろん最初は慎重に操作する必要がありますが、慣れてくるとより快適に走行できそうです。
街乗りだけでなく、休日のレジャーでも活躍してくれる一台だと感じました。
こんな人におすすめ
- デザインにもこだわって選びたい人
- キャンプやアウトドアでも活用したい人
- 街乗りだけでなく悪路も走れる特定小型原付が欲しい人
- シェアリング車両とは違う本格的な走りを楽しみたい人
MTM RiSE M-1S スペック
- サイズ:約W1,200×D570×H1,200mm
- タイヤサイズ:10インチ
- タイヤ:空気入りチューブレスタイヤ
- ブレーキ:ディスクブレーキ
- 本体重量:約22.3kg
- 耐荷重量:120kg
- 駆動方式:後輪駆動
- 車道モード:20km/h
- 歩道モード:6km/h
- 航続距離:約30〜60km(走行条件によって異なる)
- 登坂能力:15°
- 充電時間:約6〜8時間
- バッテリー:48V・13,000mAh
- 定格出力:600W
- 対象年齢:16歳以上
- メーカー希望小売価格:183,350円(税込)
- 販売ページ:https://e-walk.stores.jp/items/66ce8904117e11048349c5bf
BICYCLE-E・MOBILITY CITY EXPO 2026は”未来の移動”を身近に感じられる展示会だった
今回ご紹介した4モデルはいずれも個性がはっきりしており、「電動モビリティ」とひと言でいっても、その用途や楽しみ方が大きく異なることを改めて実感しました。
自分で発電しながらロングライドを楽しめる電動アシスト自転車。
荷物をたくさん積んで毎日の買い物を快適にしてくれる3輪モデル。
安定感に優れ、誰でも安心して乗れる4輪の特定小型原付。
そして、街乗りからアウトドアまで幅広く活躍する本格派の特定小型原付。
それぞれが異なる魅力を持ちながら、「移動をもっと楽しく、もっと快適にする」という共通したコンセプトを感じることができました。
展示会全体を見渡しても、「これからの移動」をテーマにした製品が数多く並び、電動アシスト自転車や特定小型原付が私たちの生活にさらに身近な存在になっていくことを実感しました。
貧脚お姉さんが選ぶ「気になったモデル」ランキング!
最後に、今回試乗した中で個人的に印象に残ったモデルをランキング形式でご紹介します。
第1位 丸石サイクル「Re:BIKE STERNA」

やはり一番印象に残ったのは、自分で発電できるという新しい発想でした。
普段から充電を忘れてしまうことがある私にとって、「もしもの時でも自分で充電できる」という安心感は非常に魅力的。
発電モードでもペダリングが自然で、スポーツバイクらしい軽快な走りも楽しめました。
ロングライド好きはもちろん、ツーリングを楽しみたい人にもおすすめしたい一台です。
第2位 MTM RiSE M-1S

とにかくデザインが格好いい!
試乗した時以上に、展示車を見れば見るほど欲しくなってしまいました。
街乗りだけでなくキャンプやアウトドアにも持ち出せそうなタフさも魅力。
走りの安定感も高く、「所有する楽しさ」を感じられるモデルでした。
第3位 Lactivo

安心感では今回の試乗車の中で一番でした。
初めて特定小型原付に乗る人や、歩く代わりの移動手段を探している人には非常におすすめです。
4輪ならではの安定感があり、荷物も積めるため、買い物などの日常使いにもぴったりだと感じました。
第4位 LA SI QUE

今回はコンセプトモデルということもあり、一般販売前でしたが、その完成度の高さには驚かされました。
特に子育て世代やペットと暮らしている人には、とても魅力的なモデルになるのではないでしょうか。
一般販売が始まったら、ぜひもう一度じっくり試乗してみたい一台です。
編集部総評
今回のBICYCLE-E・MOBILITY CITY EXPO 2026では、これまで知らなかったメーカーや、新しいコンセプトの電動モビリティに数多く出会うことができました。
電動アシスト自転車はもちろん、特定小型原付もここ数年で急速に進化しており、「移動手段」という枠を超えて、それぞれのライフスタイルに寄り添う製品が増えていることを実感します。
特に印象的だったのは、各メーカーが単に性能を競うのではなく、「どんな人に、どんなシーンで使ってもらいたいか」という明確なコンセプトを持って製品づくりをしていたことです。
通勤・通学、買い物、子育て、アウトドア、ロングライドなど、目的に応じて最適な一台を選べる時代が、いよいよ本格的に到来したと感じました。
今回紹介したモデルの中にはすでに一般販売されているものもあります。
気になるモデルがあれば、ぜひ販売店で実車に触れ、試乗してみてください。カタログやスペックだけでは伝わらない、それぞれの乗り味や楽しさを体感できるはずです。
今後もeBikeLifeでは、最新の電動アシスト自転車や特定小型原付の情報、試乗インプレッションを引き続きお届けしていきます。ぜひ次回の記事もお楽しみに。
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