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中国勢がXCCを席巻 男子はユアン・ジンウェイ、女子はリャン・ジェンランが制覇|JMC2026

静岡県伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで開催中の「スルガ銀行 presents ジャパン・マウンテンバイク・カップ2026」。大会2日目の3月21日(土)はUCIクラス3のXCC(ショートトラック)が行われ、男女ともに中国ナショナルチームが強さを見せつけた。男子はユアン・ジンウェイ(中国)、女子はリャン・ジェンラン(中国)が優勝し、日本勢の最高位は沢田時(Astemo宇都宮ブリッツェン)の3位、女子は石田唯(TRKWorks)の6位となった。

アジア選手権、ロス五輪を見据えた重要な一戦

東京2020オリンピックのレガシーである伊豆MTBコース。ここ日本サイクルスポーツセンターは、来年2027年にMTBアジア選手権の開催が予定されており、そこでの勝者が2028年ロサンゼルス五輪の出場枠を獲得する可能性が高い、極めて重要な舞台だ。それを見据え、今年のジャパン・マウンテンバイク・カップには例年以上にアジア各国のナショナルチームが本気で乗り込んできた。

大会2日目の天候は晴れのち曇り。一昨日の雨の影響で路面は程よく締まり、良好なコンディションのなか、1周0.9kmのショートコースを舞台にハイスピードな戦いが繰り広げられた。

男子エリート:ユアン、セルギエンコ、沢田の三つ巴。ユエンが力勝負を制す

10周回で行われた男子エリートには、日本国内のトップ選手に加え、中国やカザフスタンなどの強豪選手を含む30名が出走。普段の国内レースでは見られない、アジアのトップコンテンダーが顔を揃えるハイレベルな一戦となった。

13時にレースがスタートすると、序盤は日本CSCをホームコースとする副島達海(TRKWorks)が先頭に立ってレースを展開。そこに沢田時(Astemo宇都宮ブリッツェン)や松本一成(HI FIVE RACING/ホンダカーズ群馬)ら国内トップ勢と、中国、カザフスタンの選手たちが入り乱れる激しいポジション争いが繰り広げられた。

中盤を過ぎて残り5周になると、先頭集団は6名に絞り込まれる。さらに周回を重ねて残り3周で5名に減ると、優勝争いはいよいよ絞られていく。
動いたのは残り2周。ホームストレートの緩斜面を利用して沢田がアタックを仕掛け、先頭に浮上する。しかし、これに2025年アジア選手権3位のユアン・ジンウェイ(中国)と、カザフスタン王者のデニス・セルギエンコ(カザフスタン)がピタリと食らいつき、勝負は3名によるマッチレースの様相を呈した。

迎えた最終周回、ユアンとセルギエンコがさらにペースアップを図ると、沢田はこれについていくことができず後退。最後の上りも力強いペダリングで駆け抜けたユアンがトップでフィニッシュラインを越え、優勝を飾った。2位にはセルギエンコ、日本勢トップの沢田は3位でフィニッシュし表彰台を確保した。4位に松本、5位に副島が続いた。

優勝したユアン・ジンウェイは2023年の杭州アジア大会で銀メダルを獲得し、昨年のアジア選手権でも3位に入っている中国のエース級ライダー。2位のセルギエンコもカザフスタンの現役ナショナルチャンピオンであり、2024・2025年のアジア選手権で連続銀メダルを獲得している実力者だ。アジアのトップレベルのパワーが如実に現れた結果となった。

「後ろを引き離すつもりでアタックしましたが、中国やカザフスタンの選手に上手く付かれてしまいました。最終ラップはかなり足がいっぱいで、最後の上りで離されてしまい非常に悔しいです。ただ、体はしっかりと動いており、明日のXCO(クロスカントリ・オリンピック)に向けて非常に良い形で追い込めました」と、3位の沢田は翌日への手応えを口にしている。

女子エリート:中国ナショナルチームがトップ5を独占する圧倒劇

8周回で争われた女子エリートは、序盤から中国ナショナルチームの組織力とスピードが他を圧倒した。

スタート直後から中国勢が強固なパックを形成して先行。日本勢トップの石田唯(TRKWorks)がこの集団に懸命に食らいつくものの、3周目で先頭から脱落してしまう。

その後も中国のリャン・ジェンラン、ガオ・ユアンパン、ワン・ティン、ウー・ジーファンの4名は先頭パックを崩さずに周回を重ねる。石田は後方から追い上げてきた中国のレイ・インにもパスされ、順位を落とす展開となった。

結果、優勝から5位までを中国の選手が独占する完全勝利。優勝を飾ったのはリャン・ジェンラン(中国)。彼女は2025年のアジア選手権でXCOとXCE(エリミネーター)の2種目で銀メダルを獲得しているトップ選手であり、中国国内でも圧倒的な強さを誇るライダーだ。2位には同タイム差なしでガオ・ユアンパン(中国)が入った。

日本勢は石田唯が意地を見せて6位でフィニッシュし、8位に川口うらら(NEXETIS)が入った。明日のXCOは1時間半の長丁場となり、個々の登坂力とテクニックがより問われるコース設定となるため、日本勢の巻き返しに期待がかかる。

JAPAN MOUNTAIN BIKE CUP 2026 XCCリザルト

男子エリート(9.03km)

1位 ユアン・ジンウェイ(中国) 22分36秒
2位 デニス・セルギエンコ(カザフスタン) +5秒
3位 沢田時(Astemo宇都宮ブリッツェン) +15秒
4位 松本一成(HI FIVE RACING/ホンダカーズ群馬) +27秒
5位 副島達海(TRKWorks) +30秒
6位 ハー・シュエフイ(中国) +53秒
7位 野嵜然新(drawer THE RACING) +56秒
8位 チェン・シン(中国) +59秒

女子エリート(7.23km)

1位 リャン・ジェンラン(中国) 20分39秒
2位 ガオ・ユアンパン(中国) +1秒
3位 ワン・ティン(中国) +10秒
4位 ウー・ジーファン(中国) +15秒
5位 レイ・イン(中国) +1分11秒
6位 石田唯(TRKWorks) +1分31秒
7位 ヤン・マオツォ(中国) +1分39秒
8位 川口うらら(NEXETIS) +2分28秒

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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