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飯能の自然を五感で味わう!「はんのう里山焚き火フェス」開催レポート

埼玉県飯能市にあるキャンプ場「喜多川キャンピングベース」。里山の自然が感じられるこの場所で、2026年2月「はんのう里山焚火フェス2026in喜多川キャンピングベース」が開催されました。3回目となる今回は、飯能の自然から見る生物多様性がテーマ。プログラムを体験し、どんなことを感じたのか。Mt.ランドネメンバーがイベントのようすをお届けします。

焚き火で学ぶ、安全に楽しむスキル

最初のプログラムは焚き火。震災で最も活躍したといわれるナイフを活用し、点火しやすい細めの薪を作る「バトニング」から焚き火体験が始まりました。薪の選び方、ナイフの使い方を教わって、実際に細切りをします。コツをつかむとスムーズに切り進むことができました。

バトニングのあとは、火花を散らして着火するメタルマッチを使って火おこし。小さな火種に息を吹きかけていくと、いきなり弾けるように炎が生まれます! 細めの薪から井桁に組んで、炎を大きくしていきますが、炎は広げすぎると、思わぬところに飛び火して危険。風の向きや強さを気にすることも大切です。注意を払い、安全に楽しむスキルを教わりました。雪がちらつき始めましたが、自分たちで火をおこした達成感と薪が美しく燃えるようすに、心も体も温まりました。(宇山優華)

BBQ上級インストラクターが作る絶品ジビエランチ

焚き火体験のあとは、おまちかねのランチ。メニューは、鹿肉のロティ・猪肉の背ロースとモモのロースト・猪のシチュー。できるだけ飯能の近くでとれた食材を使用しています。シェフは“BBQやcampで作る料理”をコンセプトにしたカフェBlue Tarp(ブルータープ)のヒデさん。ジビエを使うときは臭み消しにハーブやスパイスを使うそうです。

この日はローストにローズマリーを、シチューにはオールスパイスを使用。ていねいに低温調理されたジビエはどれも柔らかく、臭みもまったく感じません。焦げ目やマスタードによる風味も加わり、部位の違いも楽しめて、どのお肉もとてもおいしい。こんなにおいしいジビエがフードトラックで食べられるとは!(吉崎裕子)

命をいただくということ。人と動物の共存とは?

ランチのあとは、Musica(ムジカ)の佐藤さんの説明を伺いながら、シカの解体作業を見学。Musicaは、飯能市初の民間鳥獣解体処理施設。畑や自宅のまわりだけ、わな猟だけのコンセプトのもと、農業被害を減らすために野生動物を捕獲し、有効活用しています。

▲教育委員会に資料として許可を頂いております。

食用にできるのは、シカの体重の10~15%。それ以外の肉はペットフードにし、毛皮や角まで活かしているとのこと。ていねいに解説してくださる佐藤さんの姿に、命への敬意を感じました。

野生動物たちは身を守るため、人の手が入っているエリアと認識すると、そこには近づかなくなるそうです。駆除か保護か、どちらかだけではなく、森林と里山のバランスをとり、身を守りながら共存していくことを目指す。佐藤さんの活動は、山とのかかわり方にもつながると思いました。(吉崎裕子)

そのおいしさの奥にあるもの、ジビエの夕食

夕暮れ、ムササビの姿を待つ時間が始まりました。観察はムササビ優先で、私たちは静けさのなかで夕食を味わいながら、彼らのリズムに合わせてすごします。冷え込むなかでいただいた湯気立つ猪汁は、長い待機時間を支える一杯に。鹿肉のロースト丼やジビエソーセージのピザも並びます。

料理を担当された方のていねいな下処理、いただく命への向きあい方で、おいしく調理されたジビエの夕食。イベント前半でMusicaの佐藤さんから伺ったお話のあとで味わう一皿は、背景を知るからこその、より深い味わいとなりました。(古塩奈緒美)

ムササビに出会える環境

いよいよ最後のプログラム。飯能いきもの部自然ガイドの児嶋さんに、ムササビの習性について教えていただきました。

ムササビは夜行性で、18時ごろから日の出まで、何度も巣とエサ場を行き来するとのこと。光に敏感なムササビを驚かせないようにと、暗視カメラ越しに巣箱を見守ったり、認識しにくい赤色ライトを利用しながら、暮らしをそっと覗かせてもらいました。ムササビは小さな顔を巣箱からちょこんとのぞかせて、スルスルと木の上へ。そのあと、両手両足を大きく広げて滑空!

「ムササビが生息するのは、大きな木が育ち、エサとなる葉が茂り、静かな夜が守られているところなんです」と児嶋さん。飯能でムササビの姿を見られるのは、豊かな森や人と動物との、ともに生きていくための距離感があるからだと深く感じました。(古塩奈緒美)

雪だからこそ楽しむことができたテント泊

イベント終了後は、そのままキャンプ場で一泊することに。「喜多川キャンピングベース」は、飯能の自然環境を大切にした造り。訪れるだれもが心地よくすごせる場所。良質木材である「西川材」がふんだんに使われた癒しの空間です。今回私は初めてのテント泊。テントや寝袋をレンタルし、夜を快適にすごせる準備はしたものの無事にすごせるか少し心配でした。しかし、電源設備やWiFiは完備されていて、シャワーブースやトイレも清潔。不安はすぐに解消されました。

そろそろ就寝というころにテントに入ると、細かい雪がはらはらと降る音が聞こえてきて何とも心地よく、暖かな寝床でぐっすりと休むことができました。ウッドデッキに積もった雪景色は、まるでクリスマス気分!(宇山優華)

大きなお風呂も近くにあります

喜多川キャンピングベース近くにある休暇村奥武蔵の大きなお風呂で、手足を伸ばすのもおすすめです。館内には地元西川材をふんだんに使用した客室やレストランがあり、木のぬくもりに包まれた心地よさも魅力。西川材ヒノキの露天風呂やサウナも併設され、宿泊者以外でも利用できます。駐車場も広く、吾野駅から送迎バスもあるので立ち寄りやすいです。今回私たちはテント泊の翌日に日帰り入浴。雪景色を見ながら、ほっと温まることができました。

脱衣場には、女性にうれしいReFaのドライヤーも設置されています。フロント横にはお風呂上がりにいただける冷たいドリンクコーナーがあり、狭山茶やストロベリークリームのルイボスティーがおいしかったです。売店には奥武蔵の銘品、お菓子やお酒が充実していて、お土産探しも楽しいです。(宇山優華)

自然と人との関係について考えるきっかけとなった今回のイベント。ふだんからキャンプをしている参加者のみなさんも「シカの解体を体験し、食について考えるきっかけになった」「ムササビの生態を知り、キャンプに来るのがもっと楽しみになった」など、新しい発見があったようです。共生について深く学ぶことができた、充実のプログラムでした。

 

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Mt.ランドネメンバー

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山や自然をこよなく愛し、自分たちの“好き”を共有するコミュニティーサービスの一員。会員限定イベントなどを通じて、山や自然の新しい魅力を見つけたり、自分らしいアウトドアを楽しんでいる。

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