
【鹿児島県鹿児島市|維新ふるさと館】歴史を知ることはいまを知ること/音と緑と街との関係 from ototabito #5-2

Keishi Tanaka
- 2025年07月23日
ランドネ本誌で連載を続けるミュージシャンのKeishi Tanakaさん。2024年6月から、連載のシーズン3として「音と緑と街との関係」をスタート。本誌ではKeishiさん本人とその街との関係について読むことができます。そして、こちらのWEB版ではさらにおすすめのスポットを3回に分けて紹介してもらいます。
Keishi Tanakaさんの連載が掲載されている最新号は、こちら!
>>>『ランドネNo.140 8月号』
歴史を知ることはいまを知ること
おもにライブで訪れた街のおすすめスポットを紹介しているこのスペース。ガイドブックに載るような場所ではなく、仲間のお店や立ち寄って美味しかったお店について、僕の主観で書いてきた。これからもそうするつもりだが、今回は少し例外。数年前から気になっていた観光スポットに足を運んだので、ぜひ残しておこうと思う。

仲間に「久しぶり!」と言いにいくために時間を使うことは多々あるが、ライブの日に観光することはそんなに多くはない。移動の時間や滞在時間を考えて、諦めることのほうが多い。「遊びに来ているわけではないんだぞ」と自分に言い聞かせる。
そんなライブツアーの合間に、鹿児島駅から徒歩5分ほどの場所にある「維新ふるさと館」に行ってきた。この場所に関しては興味が勝ったのと、新幹線を降りて駅前のホテルに荷物を置いたあとに、地図を見て「近っ!」となったことが大きい。どうしても数年前にハマった大河ドラマ「西郷どん」の世界に触れたかったのである。

周辺の緑もとてもキレイだった。川が流れ、風が吹き抜ける。歩くだけで気持ちよさそうな場所である。そして、奥に見える桜島が鹿児島に到着したことを実感させてくれた。駅前にこの場所がある鹿児島を羨ましく思った。

館内にはさまざまな資料があり、写真撮影もできるのだが、やはりこの展示の中身を僕が紹介することには違和感を感じるので、ぜひ実際に足を運んでみてほしい。西郷隆盛だけではなく、大久保利通や島津斉彬をはじめとする重要人物、そして篤姫など女性の生き様や、庶民の声も楽しむことができる。歴史を知ることは、いまの社会が直面している問題に目を向けることにもなる。平和を願う。
「維新体感ホール」で上映されているロボットによるドラマも、光や音の演出がすばらしく楽しめた。今回観ることができた「維新への道」のほかにも、「薩摩スチューデント、西へ」も気になるところ。入館料も300円と高くないので、またふらり訪れようと思う。

維新ふるさと館
https://ishinfurusatokan.info/
ototabito(オトタビト)
音楽をきっかけとした、自然と街、そこで暮す人たちと出会うアウトドア旅を提案。アーティストが、自身の音楽とつながりのある街と思い出の場所を紹介します。https://funq.jp/randonnee/ototabito
Keishi Tanaka
1982年11月3日 北海道生まれ。ミュージシャン。バンド編成と弾き語りでライブ活動を続ける。1月29日にニューアルバム「Like A Diary」をリリースし、9月7日には江ノ島での自主企画を発表。また、Riddim Saunterとして1年間の活動を宣言したばかり。 https://keishitanaka.com/
SHARE
PROFILE

ランドネ / ミュージシャン
Keishi Tanaka
1982年11月3日 北海道生まれ。ミュージシャン。弾き語りから大所帯のバンドセットまで、観る人や場所を限定せずに活躍中。V6などへの楽曲提供、CM音楽の制作を行うほか、趣味を活かしたアウトドア分野での活動・執筆にも注目が集まっている。 https://keishitanaka.com/
1982年11月3日 北海道生まれ。ミュージシャン。弾き語りから大所帯のバンドセットまで、観る人や場所を限定せずに活躍中。V6などへの楽曲提供、CM音楽の制作を行うほか、趣味を活かしたアウトドア分野での活動・執筆にも注目が集まっている。 https://keishitanaka.com/